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September 08, 2011

ミズノが鍵を握るか? 東京五輪招致

JOCは、東京都が招致を表明している2020年夏季五輪の招致委員会内に、関係省庁や政財界の関係者で構成される「評議会」を新設することを決めた。
政府や財界関係者を招致活動に取り込み、官民一体で活動を進める。
招致委員会の会長には、16年招致に引き続いて石原慎太郎東京都知事が就任する。
一方、評議会とは別に、活動の中核を担うNPO法人格の理事会を発足させ、竹田恒和JOC会長が理事長に、事務総長をミズノの会長を退いた水野正人氏が務める。


ミズノの前会長である水野正人氏は、2016年招致の際も事務総長に就任するはずだったが、ミズノが1998年からIOCの委員に衣服などを提供する公式サプライヤーだったことから、IOC側が就任に難色を示したという経緯がある。


ミズノはサマランチ前IOC会長(故人)時代には、随分とかわいがってもらった。
ミズノは長野五輪ではゴールドスポンサーとして約20億円を負担した。
その代わり開・閉会式で、挨拶をする会長のコートの右胸には「Mizuno」の金色のロゴが輝いていた。
そして、先の大邱世界陸上で初優勝した室伏広治はミズノの所属。
来年のロンドン五輪の会期中に行われるIOC選手委員に立候補を表明している。
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▲長野五輪時のサマランチ前会長
右胸にMizunoのロゴが見える

今年の末には日本人IOC委員はいなくなるが、竹田JOC会長がロンドン五輪前のIOC総会で、IOC委員に推薦される予定だ。
室伏もロンドンで、金メダルと選手委員の両方を射止めることができるだろうか。
7月に東京でのアジア・オリンピック評議会(OCA)のフォーラムに出席し、「東京支持」を表明したフレデリクスIOC選手委員長(ナミビア)は、親日家であるだけでなく、現役時代はミズノを使う代表的な選手だった。
フレデリクスのことだから、きっと室伏を応援してくれるだろう。
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▲現役時代のフランク・フレデリクスWikipediaより
シューズもウエアもMizunoだった。

理事会はNPO法人
東京五輪招致委員会の中に設置される理事会はNPO法人とある。
NPO法人といえども会計書類の開示義務はある。
そのため東京都の招致委員会本部も含めて、税金を使った支出については情報公開請求の対象となる。
が、招致活動に必須のロビー活動の費用は、企業からの協賛金を使うと思われる。
これであれば公表の義務はない。


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Comments


文科省が国立競技場の建て替えを行う方針を固めたという記事を見ました。また、としまえんを閉園して防災公園を整備することを都が検討しているようですが、ゴルフ場をつくれば防災公園にもなりますし、五輪のゴルフ会場として使用できるんじゃないかと思います。とにかく、国立競技場の建て替えは早急に行動にうつしてもらいたいですね。
私は24年や22年冬季を目指すフランスやスイスなどの欧州の票やフレデリクス委員をはじめとしたアフリカ票をうまく東京に持ってこれれば結構集まると思うんですが、管理人さんは各申請都市の中でどこが有力になってくると思いますか?

Posted by: 石井 | September 15, 2011 at 10:22 AM

メインスタジアムについてはそのうちまとめようと思っています。

ブックメーカーのオッズを見ると東京、ローマ、マドリードはほぼ同程度に見られています。

でも私はやはりドーハが怖い。
サッカーW杯招致でも見せた潤沢な資金、イスラム票をまとめられたらお手上げですよ(W)。

Posted by: 管理人 | September 15, 2011 at 10:42 PM

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