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September 22, 2011

国立競技場改修へ 2

ニュージーランドで開幕中のラグビーW杯。
日本は、トンガに18‐31で敗れ、20年ぶりの2勝目はならなかった。
トンガ・カナダ戦での2勝を目標に、ニュージーランド戦は主力を温存させたにも関わらず、完敗だった。
日本開催は2019年。
強化の時間は、ありそうでない。


さて、ラグビーW杯日本大会は、10会場で開催する計画だが、国際ラグビーボード(IRB)の基準にはメーン競技場として8万〜10万人を収容できる競技場が必要とある。
現段階でメーン競技場となりそうなのは

日産スタジアム
国立競技場

の二つである。
過去のW杯の例を見ると、現在開催中のニュージーランド大会と1995年の南アフリカ大会のメーンスタジアムの収容は60000人前後。
これだったら横浜の日産スタジアムでも十分のような気もする。
が、超党派の国会議員で作る「日本大会成功議員連盟」は国立競技場をメーン会場とするため、8万人規模の競技場に再整備するよう求めていくことを決議している。
いわば、2020年東京五輪の招致の可否に関わらず、国立競技場の改修は決まったということだ。

この議員連盟には、民主党、自民党から共産党まで100名近くの議員が属し、事務局長は石森久嗣衆議院議員で慶大時代にはラグビー部に所属していた。(石森氏は後に北里大学医学部も卒業しラグビー部のチームドクターも務めた)

ちなみに日本ラグビーフットボール協会会長は元総理大臣の森喜朗氏。
森氏自身は、早稲田にラグビーで入学したものの、1ヶ月で逃げてしまったツワモノだ
日本体育協会会長も務め、五輪招致やラグビーというと必ず出てくる森氏である。


●ラグビーW杯 過去のメーンスタジアムと決勝戦
1995年 南アフリカ大会 
(決勝カード)南アフリカ 対 ニュージーランド
(競技場)ヨハネスブルグ・エリスパーク
入場者数:63,000人

1999年 ウェールズ大会 
(決勝カード)豪州 対 フランス
(競技場)カーディフ・ミレニアムスタジアム
入場者数:72500人

2003年 豪州大会
(決勝カード)豪州 対 イングランド
(競技場)シドニーテルストラスタジアム(旧スタジアム・オーストラリア)
入場者数:82,957人

2007年 フランス大会
(決勝カード)イングランド 対 南アフリカ
(競技場)サンドニ・フランススタジアム
入場者数:80430 人

2011年 NZ大会
(決勝カード)?
(決勝の競技場)オークランド・エデンパーク 
収容人数:60000人

2015 イングランド大会
(決勝の競技場)ウェンブリー・ミレニアムスタジアム
収容人数:90000人

2019 日本大会
(決勝の競技場)新国立競技場?

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