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October 11, 2011

英国体操界のホープは ロンドン五輪に出場できるか?

東京で開催中の世界体操選手権。日本チームは男女共に上位8カ国に入り、来年のロンドン五輪の出場権を手にした。

ここで気付いたことがある。
これまで五輪体操の団体出場権は、五輪前年の世界体操の上位12カ国に与えられてきた。
例えば、日本女子は1999年天津世界体操13位、2003年アナハイム世界体操14位といずれも上位12カ国に僅差で届かずに、五輪出場権を得ることができなかった。
その一方、2007年のシュツットガルト世界体操では12位で、最後の枠を得ている。
今回の東京世界体操で決まったロンドン五輪の出場権は、上位8カ国のみ。
残りの4カ国は、来年早々にロンドンで開催されるプレ五輪イベントで決まる。

2年前の世界体操で、内村航平に次いで2位に入った(下記表参照)ダニエル・キーティングスを擁するイギリス男子チームは、東京世界体操では10位に終わり、まだ五輪出場権を得ていない。
地元ロンドン五輪出場権をプレ五輪に賭けることになる。
出場国は東京での9-16位。

ここで気付かれた方もいるだろう。
球技とは異なり、体操団体は開催国の出場権はないのだ。
近年の五輪でも

2000年シドニー五輪 豪州男子は出場権獲れず(女子は7位だった)
2004年アテネ五輪 ギリシャ男女とも出場権獲れず

といった結果が残っている。
もっともアテネ五輪のギリシャは2選手が地元の五輪に挑んだ。
その中につり輪のスペシャリスト ディモステニス・タンパコスがおり、2003年の世界体操に続いて種目別で金メダルを獲っている。

2009gym
3位に入ったリャザノフは大会終了後自宅への帰宅途中事故死した。

Gymwj

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