March 30, 2009

東京招致のプレゼンの評価は4都市中4位

2016年夏季五輪招致を争う東京、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリードの4都市が26日、米コロラド州デンバーで招致プレゼンテーションを行い、東京はユーモアを交えた説明で好印象を与えた。国際オリンピック委員会(IOC)のギラディ委員(イスラエル)は「リオデジャネイロと東京が最も良かった」と評価した。(共同通信)


招致4都市がプレゼンテーションを行ったのは、国際競技連盟連合(GAISF)などが主催する会議「スポーツアコード」でだ。
約500人の関係者で埋まった中、東京は招致委員会の河野一郎事務総長、橋本聖子外務副大臣、荒木田裕子氏等5人が話をした。
上記の共同通信のほかも、日本の新聞、通信社の報道は、押し並べて東京の招致プレゼンは公表だったと伝えている。

本当にそうなのだろうか?
海外の専門家の見方は違うようだ。

アラウンドザリングという五輪関連のニュースを専門に扱うサイトがある。
3月24日のデンバーで行われた4都市のプレゼンを評価しているので、紹介しよう。

シカゴ A-
東京 B
リオデジャネイロ A+
マドリード B+

意外な結果だ。
東京の評価が最も低い。

東京が五輪を開催するだけの能力を持ちえているかには疑問はない。しかし、「なぜ東京なのか」。
プレゼン後のメディアからはたった1つの質問しかなかった。

(一部のみ抜粋)

最も評判の良かったリオデジャネイロには、こんな批評が書かれている。

4都市の中で最も熱烈なプレゼンテーションだった。メッセージは、ブラジル政府は大会を支援するために十分な経済力を持っており、2007年にリオで行われたパンアメリカンゲームでは、政府はスポーツ・インフラストラクチャーを作成するのを支援した。カルロスヌズマン招致委会長が、なぜ南アメリカで五輪が開かれていないんだ!と訴えると、会場はリオに大きく賛同した。リオデジャネイロは、「なぜ?」に他の都市よりも適切に答えられた。

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September 03, 2008

どうなるサッカー英国代表 

北京五輪開幕前にロンドンからこうしたニュースが流れていた。

イングランドサッカー協会は6日、4年後に開かれるロンドン五輪の男子サッカーで、英国代表チームを結成して参加することを明らかにした。協会幹部が英BBC放送に語った。同じ英国のウェールズ、スコットランド、北アイルランドの3協会は独立した地位が失われるとして反対の立場にあるが、たとえ3協会の賛成がなくてもチームを作るという。どのような構成になるかは、後で議論するとの立場を示した。五輪サッカーでの英国代表は190812年を連覇したが、60年を最後にチームを送っていない。(2008. 08. 07読売新聞)

2012年のロンドン五輪の開催が決定したのは2005年のことだが、サッカーの英国代表がどうなるか、3年経ってもはっきりしない。
ご存知のように、サッカーの母国英国には、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4協会があり、それぞれが国際試合に参加している。
これがロンドン五輪に限って、英国代表を結成するかが、注目となっている。
北京五輪の閉会式にベッカムが出てきただろう。
イングランドフットボール協会(FA)は、英国代表結成に意欲的だ。

北京五輪のサッカーは16カ国が参加し、アルゼンチンの2連覇で幕を閉じたが、欧州代表で参加したのは
オランダ、セルビア、ベルギー、イタリア
の4カ国。
予選は、2007年にオランダで開催されたU21欧州選手権と兼ねて行われた。
優勝がオランダ、2位セルビア、この両国に準決勝で敗れたのがイングランドとベルギーだった。

そう、上位4カ国の北京五輪出場権に、イングランドは手が届いていたのだ。
だが、イングランド代表では、英国代表にはならない。
五輪に参加するのは、英国であり、BOA(英国オリンピック委員会)の管轄になる。
慣例によりイングランドは五輪出場を辞退、イタリアとポルトガルの間で5位決定戦が行われ、イタリアが北京五輪出場権を得た。

かつては、サッカーでも英国代表が組まれ、1972年のミュンヘン五輪の予選までは参加していた事実もある。
ところが、4協会の確執から、40年近く英国代表は結成されていないのだ。

これまでの五輪であれば、それでも良かったのだが、地元開催のロンドン五輪をどうするか、その行方が世界的にも注目されている。

BOAの幹部の中にも、「4協会の確執が、若い選手が五輪でプレーする機会を奪っている」と指摘する声がある。
国際サッカー連盟(FIFA)も、五輪で統一チームを結成しても、4協会は従来通り、個別に活動できるとの見解を見せている。
だが、競技者の人口も多く、実力も高いいイングランドに英国代表の大多数を占められることに、スコットランドを始めとする他協会が納得しないらしい。
スコットランドやアイルランドはケルト人で、アングロサクソンであるイングランド人に征服されたという意識が強く、サッカーだけはイングランドに支配されたくないのだ。

北京五輪で英国は大活躍をし、金メダル19個は中国、アメリカ、ロシアに次ぐ4位、ロンドン五輪に向けて強化は順調に進んでいる。
自転車でスプリント、チームスプリント、ケイリンの3種目に金メダルを獲ったクリス・ホイはエジンバラ出身のスコットランド人。
同じく自転車の女子ロードレースで、金メダルを獲ったニコール・クックはウェールズ人。

2002年のソルトレークシティ冬季五輪の女子カーリングで金メダルを獲った英国代表は、実はチームスコットランドだった。
タータンチェックのスカートを覚えている方もいるかもしれない。

英国選手団の多くはイングランド人だが、スコットランド人、ウェールズ人、さらにはオーストラリア、南アフリカ、ジャマイカなど他の英連邦出身の選手もいる 言わば多国籍軍団だ。
であるにも関わらず、スコットランドフットボール協会等が、統一チームを嫌がる理由は日本人からすると、少々わかりにくい。

筆者の新刊発売中

Oly3_4


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September 07, 2007

平昌 3回目の冬季五輪立候補決める

韓国紙などによると、2014年冬季五輪招致でソチに惜敗した韓国の平昌は2018年の冬季五輪の開催地に立候補する。これで3大会連続の立候補となる
冬季五輪招致は韓国で最も貧しいといわれる江原道の発展を考える上でも切望となっているという。また、惜敗続きで同情票を期待しているふしもあるとしている。

平昌はよっぽど悔しくて、プライドに触るのだろう。
ただ、ショートトラック、ロングトラック以外冬季五輪での実績がゼロ、人工雪が前提のところでの冬季五輪はどうだろうか?

2018年の2年前の2106年夏季五輪に東京が立候補している、さらには2020年の夏季五輪には韓国第2の都市釜山が立候補の準備をしているとも聞く。
アジア開催が続くことはない。東京の成否が平昌にも大きく影響しそうだ。

さて、冬季五輪に3度立候補した都市はあるか?
いくつかある。

札幌市(日本) 
1968年落選
1972年招致
1984年落選

エステルスンド(スウェーデン)
1994年落選
1998年落選
2002年落選

バンクーバー(カナダ)
1976年落選
1980年落選
2010年招致

ソルトレークシティ(米国)
2002年招致
1998年落選
1972年落選

などがそうだが、札幌、ソルトレークシティは五輪開催を果たし、バンクーバーは2010年に開催する。
エステルスンドだけは、3回連続立候補して全て落選し、もう挑戦はやめてしまった。
ところが、夏季大会ではもっと凄い。ブエノスアイレスは7回立候補し、全て落選している。

そういえば韓国大邱(テグ)は2011年の世界陸上を開催する。
韓国は五輪の男子マラソンでは金1、銀1の実績があるが、世界陸上で実績は何もない。
国際陸連IAAFもここを指摘しているが、他国の事ながら集客を心配してしまう。

●最近の冬季五輪立候補都市(一次選考で落選した都市は記していない)
2014年
◎ソチ ロシア
平昌 韓国
ザルツブルグ オーストリア

2010年
◎バンクーバー カナダ
平昌 韓国
ザルツブルグ オーストリア

2006年
◎トリノ イタリア
シオン スイス
ヘルシンキ フィンランド
クラーゲンフルト オーストリア
ポプラトタトリ スロバキア
ザコパネ ポーランド

2002年
◎ソルトレークシティ 米国
エステルスンド スウェーデン
シオン スイス
ケベックシティ カナダ

1998年
◎長野 日本
ソルトレークシティ 米国
エステルスンド スウェーデン
ハカ スペイン
アオスタ イタリア

1994年
◎リレハンメル ノルウェー
エステルスンド スウェーデン
アンカレッジ 米国
ソフィア ブルガリア

1992年
◎アルベールビル フランス
ソフィア ブルガリア
ファルン スウェーデン
リレハンメル ノルウェー
コルチナダンペッツォ イタリア
アンカレッジ 米国
ベルヒテスガーデン 西ドイツ
(以下略)

●参考記事
ソチが平昌敗る 2014年冬季五輪 聨合通信は相手に対する敬意がなさすぎでは?

4000万ドルを使って冬季オリンピック招致に賭ける韓国とロシア

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June 05, 2007

ロンドンオリンピック ロゴ発表

来年の北京五輪まで1年以上あるというのに早くも2012年ロンドン五輪のロゴが発表された。

_43005619_london_new_pink_203これは何を意味しているかというと2012という年号だ。
発表に当たって組織委員長のセバスチャン・コーは
This is the vision at the very heart of our brand,
と、興奮気味に語っている。

ちなみに招致活動中はこんなロゴを使っていた。
Lg2012bn

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July 20, 2005

続・野球とソフトボール五輪種目外へ

2016年夏季五輪日本招致関連はこちらへどうぞ。

2000年シドニー五輪に参加し金メダルを獲ったベン・シーツ(アメリカ・現ブルワーズ)は、野球の五輪除外に次のようにコメントしている。「五輪での経験はすばらしかった。でも誰もそれを目指してプレーしてきたわけじゃない。メージャーリーグでの成功には関係ないことさ」。

巨人の上原浩治投手は、学生時代の国際大会と比べて「確実に欧州勢の力は上がっている。アテネ五輪でもオランダに中盤まで苦しめられた。野球の普及、底辺拡大のために五輪は絶対に必要。選手は五輪を通して世界のレベルを知り、さらに上を目指そうという気持ちになる」またアマやプロの「いろいろな人たちが築いてきたJAPANの歴史が途切れるのは本当に残念」と語っている。

漫画家のやくみつる氏は「参加国がごく限定される上に、その中での対応に歴然とした差がある状態では五輪の沽券が許さない」またルールについても「あれを予備知識ゼロの人たちに理解させる難しさは想像に難くない」と語っている。

このベン・シーツの考えは典型的なアメリカ人の野球に対する考え方だろう。
詰まるところ、アメリカでは五輪の野球を誰も目指していなかったということだ。
最高の野球は大リーグであって、来春のワールドベースボールクラシック(だっけ?)も大リーグの世界戦略の一環でしかない。
とすると、どういう経緯で野球が五輪種目になったか、検証しなければならないだろう。

日本人選手の場合は、アマチュア時代に全日本経験があるかどうか、あるいはシドニーでもアテネでも五輪代表に入ったか否かで、考え方に相違がある。
高卒ですぐにプロ入りした選手と、大学、社会人で国際試合を経験してきた選手とは考え方が異なるのは仕方がない。
学生時代にも、プロ入りしてからも全日本だった上原は、日本生命で3回五輪出場を果たした杉浦正則氏を非常に尊敬しているそうだ。
プロからも執拗に誘われた杉浦は、五輪にこだわり続けた野球人生を送った。
そんな先輩諸氏の築いてきた全日本のブランドを大切にしたい気持ちは、我々も同じだ。

スポーツ貴族とも揶揄されるIOC委員の中には、アジア・アフリカの方で、全く冬季五輪に参加しない国の委員も冬季五輪開催地決定の投票をしている。
彼らにとっては、ウィンタースポーツをするベストな開催地を選ばなくても、どうでもいいことだ。
今回の野球やソフトボールの除外にしても、大部分のIOC委員にとっては、「どうでもいいこと」むしろ、五輪の規模適正化に貢献できたと、自負しているかもしれない。

2008年の北京五輪の馬術会場は最終的に香港に決まった。
中国特別行政区の香港だが、北京からは驚くほど離れている。
実はアテネ五輪前に、野球とソフトはイタリアかオランダで実施すべきだ、とあるところで書いたことがある。
少なくともIOCのプログラム委員の「試合時間が長いのが何よりの問題。大会後、このスタジアムを使って地元で野球を普及させようという姿勢も感じられなかった」との酷評も和らいでいたかもしれない。

ところで新たな競技を五輪正式種目とするためには何が必要だろう。
五輪憲章2条に、五輪正式種目となるための基準は、男子75カ国以上、女子は40カ国 以上、男子は4大陸以上、女子は3大陸以上で競技されていると記されている。

マレーシアで生まれた競技セパタクロー(脚でやるバレー)は、密かに五輪正式種目入りを狙っている。
「競技」として認められることは困難だが、狙っているのは「種目」としてだ。
五輪憲章では、バレーボールとか陸上にあたる「競技」の新設には、国際オリンピック委員会(IOC)総会の承認が必要で、その条件は上記の通りだが、6人制バレーとか男子自由形100メートルにあたる「種目」は、理事会の承認と3大陸の50カ国での普及でいいことになっている。

このため国際セパタクロー連合は、バレーボールの新種目を目指し、1994年10月、国際バレーボール連盟(FIVB)に加盟申請した。いつのまにかバレーボールの中にビーチバレーという種目ができていたように、セパタクロー改め「アクロバレー」の名前で五輪種目化を狙っているのだ。

ロンドン五輪の4年後、8年後、日本の夏季五輪招致のはなしもちらほら出ている。
そのときにアジアのIOC委員の票をまとめたいなら、野球の復活を唱えるよりも、東南アジアで広く普及しているセパタクロー改め「アクロバレー」の五輪正式種目化を訴えたほうがいいのかもしれない。

あるいはカバディーだろうか…。

●参考リンク
野球をやめてラグビーを正式種目にしよう 夏季五輪
テコンドーはどうしてオリンピック種目に残ったのか
野球とソフトボール五輪種目外へ

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July 11, 2005

テコンドーはどうしてオリンピック種目に残ったのか

2016年夏季五輪日本招致関連はこちらへどうぞ。

野球とソフトボールが五輪種目から除外された一方、同様に存続が危惧されていたテコンドーはロンドン五輪でも正式種目として残ることになった。

今回のIOC総会を前に、IOCは「テコンドーはテレビ放映権による収益もなく、審判の判定が不公正であり、試合の興味も劣る」と題した報告書を出している。
実は、アテネ五輪ではジャック・ロゲIOC会長の見守る御前試合で誤審騒ぎを起こしている。審判の判定が不公正の根拠はここにある。

そもそも韓国生まれの格闘技テコンドーは、2000年のシドニー五輪から正式種目になった。IOC副会長(当時)金雲龍氏の強力な政治力で採用されたいきさつがある。当の金氏は、会長を務めた世界テコンドー連盟(WTF)の公金を横領した罪などで実刑判決を受け、5月にIOC副会長を辞任。
強力な後ろ盾を失い、「テコンドーは五輪の舞台で空手に取って代わられるのではないか」と、韓国ではささやかれていたのだ。

朝鮮日報によると世界179か国で競技人口6000万人を有するテコンドーは、大韓民国を象徴するスポーツ文化の輸出品として韓国の国際的イメージの向上に大きく貢献してきた、とある。
そんな大切なスポーツ文化を失わないために、彼らは次のような行動に出た。
                         ☆
韓国オリンピック委員会(KOC)の金正吉会長はIOC総会期間中、ロゲIOC会長に1通の手紙を渡した。五輪実施競技から除外しないようお願いする、盧武鉉大統領の書簡だった。金会長はサマランチIOC前会長とも会談。聯合ニュースによると、両者から存続に前向きな言葉を得たという。さらにWTFは改革委員会を設置し、審判の不正防止、採点法の見直し、ルールの簡素化にも取り組んだ。総会会場に連日足を運び「80人以上のIOC委員と握手した」と豪語した姜錫哉WTF広報部長は「我々はアジア発祥の競技で、欧州発祥の競技ではない。だからこそ安心せず、全力で存続活動をしたんだ」と振り返った。(asahi.com7.09)

これに対して、野球側はどういう対応をしたか。
まるで、ソウル対名古屋だった1988年の夏季五輪招致みたいだ。
日本プロ野球組織(NPB)の根来泰周コミッショナー、「韓国、台湾などと手を組みながら、ジャック・ロゲ会長をはじめ関係各位にも手紙を出すなど、あらゆる手を尽くした」そうだ(爆)。
もちろん、この方は日本プロ野球組織のコミッショナーであり、国際野球連盟IBAFという表に出なければならない組織は別にある。
しかし、IBAFの会長はMiquel Ortínというスペイン人だそうだ。IOCは欧州中心の組織であり、その欧州での普及の低さが、正式種目除外を招いた訳でもある。このOrtin氏がどういったロビー活動をしたのかぜひ聞いてみたい。

IBAFをサポートしているスポンサー企業はミズノ、キャノン、SSKと、4社中3社が日本企業である。ミズノ、SSKとも野球を世界に普及させ、製品販売の拡大を狙っていたのだろうに。

サマランチ前会長は何でも取り込むことを五輪の繁栄とした。76年モントリオール大会には21競技に約6千選手が参加(アフリカ諸国はボイコットだったけど)。昨夏のアテネは28競技、約1万600選手に膨らんだ。肥大化で宿泊、交通など運営上のトラブルが多発。「先進国の大都市でしか五輪は開けない」と批判が続出した。
そこへ2001年に就任したIOCのロゲ会長の公約が、五輪の規模適正化である。

ロンドン五輪決定、2種目の除外、ロゲ会長のもとのIOC総会に不満を持つIOC委員も多かったのではないだろうか。
この総会の最終日、シドニー五輪を成功させた、ロゲ氏と親密なゴスパー元IOC副会長(オーストラリア)が猪谷千春IOC委員と2人目のIOC副会長の座を争った。(定員4の内改選2)
猪谷氏は1人目を選ぶ選挙では17票の最下位に終わっていたものの、2人目を選ぶ選挙の決選投票でゴスパー氏を51対42で退けた。
IOCの中にかなりロゲ氏への不満があるとみていい。

●参考リンク
dans la rueさん 悲しきリストラ

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Oly3_4


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July 08, 2005

野球とソフトボール五輪種目外へ

国際オリンピック委員会(IOC)は8日の総会で、2012年ロンドン夏季五輪から、野球とソフトボール競技を外すことを決めた。
野球が五輪の実施競技から外れるのは、1992年のバルセロナ五輪で正式競技となって以来、初めて。ソフトボールは96年米アトランタ五輪で正式競技となって以来。
yakyu
この光景も2008年北京五輪が最後になる。

競技名

国内競技連盟数

NOCへの加盟割合

薬物使用違反率

陸上

202

100

0.64

水泳

190

94.1

0.24

野球

110

54.5

1.24

ソフトボール

113

55.9

0.00

ラグビー

110

54.5

0.58

ゴルフ

97

48.0

1.67

空手

169

83.7

0.97

スカッシュ

118

58.4

0.30

Rスケート

80

39.6

0.70

 

IOCは6月13日、12年夏季五輪の実施競技を見直すためにプログラム委員会が作成した各競技の評価報告書を公表し、3年前に除外対象に挙がった野球は世界的な普及度、ドーピング(禁止薬物使用)対策などで弱点が浮かび上がった。ソフトボールは人気面での低さが指摘された。

265ページに及ぶ報告書は現行の28競技にゴルフ、ラグビー(7人制)、空手、スカッシュ、ローラースケートの5競技を加えた計33競技について分析。各競技のランク付けや得点化はせず、データ重視の内容となっている。

報告書で、野球はIOC承認の国内オリンピック委員会(NOC)を持つ202カ国・地域のうち110カ国・地域にしか国内競技連盟(NF)がなかった。ドーピング検査では03年に実施された1051件のうち13件で違反があり、現行の五輪競技で違反率が唯一1%を上回る1.24%を記録した。ソフトボールは、昨夏のアテネ五輪でのテレビ放送時間の少なさやメディアの注目度の低さが指摘された。

一方、新採用候補も空手を除く4競技は世界的な普及度が低く、空手についても過去2度の世界選手権がごく一部の国でしかテレビ放送されていないなど、現行競技に取って代わるにはアピールに乏しい内容となった。
(6.15共同通信)

IOCは、ゴルフ、ラグビー、スカッシュ、空手とローラースケートと野球、ソフトボールを交代させることを検討する。その会議は、9日にある。
野球とソフトボールは、1936年のポロ以来五輪から減らされる最初の競技となる。

IOC会長ジャック・ロゲは結果を発表した後にこう言っている。「私は彼らがこの追放を恐れてはならないという事実を強調しなければならない。野球やソフトはは2012年の五輪の種目に含まれない、しかし、それは五輪のスポーツとして永遠に追放するわけではない。」

「彼らが2016年の五輪に戻るための会議をする。我々は、彼らの努力を支持する」と。

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July 07, 2005

2020 TOKYOは可能か?

ロンドン五輪決定から一夜が明けた。産経新聞には「さあ2020 TOKYO」などという文字が躍っている。産経によれば、2016年は北米、2020年にはアジア開催が有力であり、東京五輪よ再びとの内容だ。
私は違うが、東京五輪を生で体感した世代にとって、東京五輪とは、比較することができない特別な体験であり、触ってはいけない体験ではないのだろうか。個人的には、東京五輪を上書きするようなことはしない方が良い気もする。

イギリスの最近の五輪招致の歴史を見ると、以下の大会に次のような都市が立候補している。
1992年大会バーミンガム
1996年大会マンチェスター
2000年大会マンチェスター
2012年大会ロンドン
巨大都市ロンドンが出てきてやっと招致に成功した訳だ。

2000年にシドニー五輪を開催したオーストラリアは、
1992年大会ブリスベーン
1996年大会メルボルン
2000年大会シドニー
とやはり最大の都市シドニーを擁してやっと招致を成功させた。

そして日本は、
1988年大会名古屋
2008年大会大阪
と来て、どちらも失敗。
そうなるとやはり東京しかないのだろうか。
札幌市や福岡市では都市の格式が低すぎるかもしれない。

昨日のプレゼンテーションを見て、猪谷千春IOC委員は「コー(ロンドン)招致委会長のプレゼンテーションが非常に良かった。」
コーとはセバスチャン・コー氏のこと。
陸上競技者としても人間性も非常に優れた人物だ。
果たして日本にセバスチャン・コーはいるか?
荻村伊知朗さんが健在であれば、最もふさわしいだろう。
現役の中で見るならば荻原健司氏(現参議院)しかいない。
来年のトリノ五輪の際にIOC選手委員の改選があり、荻原は立候補している。
ここで当選できれば、TOKYO 2020も少しは現実味が出てくる。

岡野俊一郎IOC委員は「英連邦のつながりが強かったのだろう」と評した。
イギリスが立候補しているときも、オーストラリアが立候補しているときも、さらにはカナダが立候補しているときも、招致レースで英連邦諸国は互いに助け合っている。
シンガポールも実は英連邦。半分ホームゲームだったのだ。
日本に果たして友邦はあるのだろうか?

1988年以降の五輪招致投票結果

2012年大会(シンガポールIOC総会2005年)

ロンドン

22

27

39

54

パリ

21

25

33

50

マドリード

20

32

31

ニューヨーク

19

16

モスクワ

15

2008年大会(モスクワIOC総会2001年)

北京

44

56

トロント

20

22

パリ

15

18

イスタンブール

17

9

大阪

6

2004年大会(ローザンヌIOC総会1997年)

アテネ

32

38

52

66

ローマ

23

28

35

41

ケープタウン

16

62

22

20

ストックホルム

20

19

ブエノスアイレス

16

44

2000年大会(モンテカルロIOC総会1993年)

シドニー

30

30

37

45

北京

32

37

40

43

マンチェスター

11

13

11

ベルリン

9

9

イスタンブール

7

1996年大会(東京IOC総会1990年)

アトランタ

19

20

26

34

51

アテネ

23

23

26

30

35

トロント

14

17

18

22

メルボルン

12

21

16

マンチェスター

11

5

ベオグラード

7

1992年大会(ローザンヌIOC総会1986年)

バルセロナ

29

37

47

パリ

19

20

23

ベオグラード

13

11

15

ブリスベーン

11

9

10

バーミンガム

8

8

アムステルダム

5

1988年大会(バーデンバーデンIOC総会1981年)

ソウル

52

名古屋

27

 

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2012年オリンピックはロンドン

オリンピックは、ロンドンに戻ることになった。シンガポールで開かれていたIOC総会で、2012年の第30回オリンピックは、ロンドンが最有力といわれていたパリを54-50で敗った。ロンドンは1908年と1948年に続いて、3回目のオリンピックを開催する都市になる。

一方、本命と言われていたパリは1992年、2008年大会に続いてみたび敗れた。今回は前回までの敗因を研究しつくし、最高の計画を用意していたが、実らなかった。

前IOC会長サマランチとアジア・アフリカに今なお多大な影響力を誇示する前IOC副会長金雲龍(韓国・失脚)が、マドリードを強力に推し、大番狂わせを起こすとのうわさも流れたが、二人の老人にそれだけの力は既になかった。

近代スポーツの発祥の国である英国だが、陸上、競泳、馬術などを除いて実は余り強くない。
バレー、ハンドボール、体操、レスリングなど競技人口も少なく、(まして野球なんて誰もやっていない)組織も貧弱だ。
英連邦競技大会(コモンウェルスゲーム)のメダル争いでも、人口が3分の1に過ぎないオーストラリアの後塵を拝している。
おそらくは、オーストラリア、ジャマイカを中心とする英連邦諸国からコーチ、選手を移住させ、選手層を厚くするだろう。

そして、本当にサッカー英国代表チームが誕生するかどうか、興味は尽きない。

パリの敗退を見ていて、今後日本での夏季オリンピック開催は不可能でないかと感じる。
札幌市や福岡市が意欲的だが、財力、政治力、運、そしてベッカムもないと勝てない・・・。

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July 06, 2005

イギリス代表でプレーできれば特別なことだよ ベッカム

_41267725_becks_blair203シンガポールにヴィクトリア夫人とともに滞在中のデビッド・ベッカムは2012年オリンピックについて次のようにインタビューに答えている。

デービッド・ベッカムは、「ロンドンがオリンピック招致に成功するという歴史的な出来事の中にいたい。」
そして、サッカーイングランド代表キャプテンでもある彼は、ロンドンが勝つならば、サッカーイギリス代表チームが2012年オリンピックに参加するという彼の見通しを明らかにした。
「サッカーイギリスオリンピックチームがあるならば、オリンピックでプレーすることは、多くの選手にとって特別なことになる。私は、その時は引退しているかもしれないが、再びカムバックするかもしれないよ!2012年には37歳だけど」。

ロンドンの競技会場に予定されているでイーストエンドはベッカムが生まれ育った地区だ。

●参考リンク
100年ぶり? サッカーイギリス代表結成か
100年ぶり? サッカーイギリス代表結成か(続き)

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パリから5都市のプレゼン始まる

_41270735_paris第117回IOC総会 The final presentation
2012年夏季オリンピックの開催地決定投票に際して、各都市招致団はシンガポール・ラッフルズホテルでその最終的なプレゼンテーションを開始した。

シンガポール時間午前9時、トップを切って、パリはそのプレゼンテーションを開始した。フランスでは市民の87%がパリ開催を支持している。
リュックベッソン監督によって製作された30分間の映画は、オリンピック精神のためにフランス人の相当な情熱を表現し、IOC委員に訴えた。

この最終的なプレゼンテーションは、まるでフィギュアスケートのフリースタイルのようなものだ。まだ投票が決定していないIOC委員にパリの魅力を納得をさせなければならない。
パリの後も、ニューヨーク、モスクワ、ロンドン、マドリードと、IOC委員会の前でそれぞれのプレゼンテーションは続けられている。

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July 05, 2005

ベッカムだ! シャラポワだ! ソープだ!

明日の2012年夏季五輪開催地決定に合わせて、スーパースターがシンガポールにやってきた!
poshandbecks
ベッカムとヴィクトリア:ロンドン
perek
                   マリア・ペレク:パリ
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ラウル他:マドリード
6
                           シャラポワ:モスクワ
thorpe
なぜかニューヨークのイアン・ソープ

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July 03, 2005

ロンドン急追 2012年夏季五輪

_40747335_olympics_203国際オリンピック委員会(IOC)は当地で3日から開く理事会を皮切りに、2012年夏季五輪開催都市を決める総会など、一連の会議をスタートさせる。
世界に冠たる5都市が競う五輪招致は、総会第1日の6日の投票で決まる。本命視されるパリにロンドンが肉薄し、マドリード、ニューヨーク、モスクワがこれを追う展開とみられている。
各都市の招致委員会は既に会議場となる当地のホテルで、ロビー活動を開始。招致活動にはパリをアピールするフランスのシラク大統領、ロンドンを支援する英国のブレア首相、サッカーのイングランド代表主将ベッカムのほか、ニューヨーク支持の元ボクシング王者アリらも加わる予定で、最後の追い込みに拍車が掛かりそうだ。 (共同通信07.02)

いよいよIOC理事会及び総会が始まる。
ここに来て英国エリザベス女王は、ロンドン招致団に、支持のメッセージを送ったというニュースが伝わってきた。BBC放送は招致レース終盤の盛り上がりを'Great passion'と表現している。

2012年夏季五輪開催地は、1つの都市が投票の過半数になるまでまで、IOC委員によって電子投票される。
現在のIOC委員は116人。その内、IOC会長ジャック・ロゲは投票をしない。
そしてBBC放送に不正を暴かれたブルガリアのイヴァン・スラブコフの投票権も剥奪されている。
立候補している5都市の5カ国のIOC委員14人も、自分たちの都市が落選するまで、投票することはできない。

この5カ国のIOC委員について調べてみた。IOC委員は選手出身の委員とそれ以外(実業家・政治家・外交官など)からなった委員がいる。選手出身者の中には、懐かしい名前もある。

イギリス
アン王女、76年馬術出場
クレイグ・リーディー
フィル・クレイブン

フランス
ジャン・クロード・キリー、68年アルペン3冠
ギー・ドリュー、76年110m障害金メダル

スペイン
ファンアントニオサマランチJr 前IOC会長サマランチの息子
L'Infante Dona Pilar de Borbon

アメリカ
アニタ・デフランツ、76年ボートエイト銅メダル
ロバート・ストブルトリック 男子バレー88年金、92年銀、96年出場
ジェームズ・イーストン

ロシア
ウィタリースミルノフ
アレキサンドル・ポポフ、競泳自由形92年50m金、100金、96年50m金、100金、リレー銀2、2000年100m銀、2004年出場
シャミール・タルピシェフ

英国BBCの レポートによるとロンドン招致団は、ライバルマドリードとの協調を模索しているようだ。ロンドンとパリの一騎打ちが予想されているが、予想通りマドリードが先に落選した場合、マドリードの支持票を確保したいの考えだ。
ロンドン招致チームの見方としては、モスクワが最初に落選、次にニューヨークがそしてマドリード落ちると見ている。

前IOC会長で五輪を肥大化させ、商業主義を招いたサマランチ。彼は引退し、名誉会長となっているが、IOC委員は息子、サマランチジュニアが引き継いでいる。
サマランチ(父)は、自らの出身地バルセロナに92年大会の招致を成功させた。そして今なおIOC委員の中に大きな影響力を持つ。
ロンドン招致団はサマランチに急速に近づいている。

総会最終日となる9日の役員改選では、1956年冬季五輪のスキー回転銀メダリスト、猪谷千春委員が副会長選に出馬する。

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June 08, 2005

ロンドン・パリ一騎打ちか

昨日、IOCは2012年夏季五輪に立候補している5都市の評価報告書を公表した。これを受けて立候補5都市は記者会見を開き残り1ヶ月の招致レースの手ごたえを表明した。
IOCの報告書によればパリが独走、モスクワは脱落。(下記参照)
マドリードはホテル不足が指摘され、主会場建設に州予算を使う案が否決されたニューヨークはやや厳しい立場だ。
パリ断然有利もロンドンの評価も相当に高い

パリ
○ 市内の道路網、鉄道網が充実。選手村と2つの競技施設が10キロ以内でコンパクト。宿泊施設は整っている。
× トライアスロン会場のセーヌ川の水質に改善の余地あり。

ロンドン
○ 宿泊施設は十分。選手村が競技施設に含まれ選手の意見を反映。
× 五輪公園建設の綿密な計画が必要。公共交通機関の改善が課題。

ニューヨーク
○ NY州と連邦政府が後押し。選手村は高層ビルだが、施設は十分。
× 不可欠な五輪スタジアムとメディアセンターの建設に不確定要素。

マドリード
○ 35競技施設のうち24施設が完成しておりリスクが少ない。
× 宿泊施設が不足。

モスクワ
○ 80年開催時の施設が利用可能。
× 詳細な計画が欠落、メディア村とホテルの建設が不可欠。

ほとんど非の打ち所がないパリ。予算面では「裏付けが十分にある」と評価されている一方、ライバルのロンドンは「支援が十分にある」とややトーンが低目になっている。
それでもロンドンとパリの間で一騎討ちの様相を見せている。

世界に名立たる大都市の招致レースとあって、ロンドンの当初の評価は必ずしも高くなかった。それが、この12ヵ月の細心のキャンペーンでパリの背中が見えてきたようだ。
2008年大会開催地北京決定でも見えたように、IOCの訪問の後で最高のマークをもつ都市が必ずしも招致レースに勝つわけではない。
筆者は、大阪市のインフラはトロントよりもまして北京やイスタンブールよりも上であると知っていたし、トロントは全ての面で最高の評価だったが、マーケティング上あるいは2000年大会にシドニーに敗れたという同情票が、北京を選ばせた。

ロンドン招致委員会会長セバスチャン・コーは、6月17日にガーナで開催されるアフリカ五輪会議に赴きアフリカのIOC委員にロンドン開催を訴えることになっている。
セバスチャン・コーは世界で3人しかいないモスクワ、ロサンゼルス両五輪で金メダルを獲った本物のオリンピアンであり、そのカリスマ性は今なお衰えない。

また、サッカーの聖地ウェンブリースタジアムウインブルドンのセンターコートが競技会場になる点もロンドンの魅力だ。マーケティング条件に、ロンドンはその『ユニークなセールスポイント』を強調して、パリと差別化しなければならない。

相撲通で知られるフランスのシラク大統領は、シンガポールのIOC総会に貴乃花親方を招待したい意向だったが、二子山親方が亡くなったばかりでどうなるだろう。

開催立候補都市の市民を対象にした世論調査の結果も公表された。
開催支持率はマドリードが91%で一位。以下パリ85%、モスクワ77%、ロンドン68%、ニューヨーク59%の順だった。_40598928_bid203
右がセバスチャン・コー

参考リンク
オリンピックの記憶(4)セバスチャン・コー

●参考オッズOdds: William Hill
パリ 1.25倍
ロンドン 3.75倍
ニューヨーク 13倍
マドリード 34倍
モスクワ 101倍

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June 06, 2005

野球をやめてラグビーを正式種目にしよう 夏季五輪

アメリカの著名スポーツ誌「スポーツイラストレーテッド」で5月24~27日にかけて行っていた夏季五輪から除外したい種目、加えたい種目のアンケートがまとまった。

それによると除外したい種目は、
シンクロナイズドスイミング...........32%
新体操................29%
野球..................................23%
近代5種競技....................8%
テコンドー................................8%

加えたい種目は、
ラグビー.......................................38%
ゴルフ..........................................29%
空手......................................22%
スカッシュ....................................6%、
ローラースポーツ..............................5%
といった結果が出た。

_40008944_harlandwin270最初に不人気種目を除外し、世界的にも人気の種目を加えようとの案が、IOC理事会で出たのは2002年のことだった。
IOCプログラム委員会が提案したのはゴルフとラグビー。そして野球、近代5種競技とソフトボールを廃止しようと提案した。

ポロ(馬上でやるホッケー)が1936年のベルリン五輪を最後に廃止されたあと、五輪から排除される競技はなかった。そのため、夏季五輪の規模会を重ねるごとに大きくなった。
IOCが3年前、夏季五輪の参加選手の総数を最大10,500としたが、アテネ五輪に実際は11,099選手が参加。
1984年のロサンゼルス五輪の6,802選手から、20年で63%の増加となっていた。

この間、7競技が新たに正式種目となった。テニス、卓球(1988年~)、バドミントン、野球(92年~)、ソフトボール(96年~)とテコンドー、トライアスロン(2000年~)。
さらに女子柔道(1992年~)、女子サッカー、ビーチバレー(96年~)、トランポリン(2000年~)、女子レスリング(04年~)のように既存の競技に種目が増やされていった事実もある。

「世界最大のスポーツの祭典」の称号をサッカーW杯に譲りたくないために、人気種目の確保に努めているとの見方もある。

昨年のアテネ五輪で存続が厳しいとされた競技がどのような評価をされていたか当時の共同通信の記事から見てみよう。

存続厳しい野球、ソフトボール[2004/8/30/共同通信]
アテネ五輪の競技会場では、国際オリンピック委員会(IOC)プログラム委員会の14人のメンバーが、28競技を分担してそれぞれの実施状況に目を光らせた。IOCは来年7月の総会(シンガポール)で、五輪実施競技を見直す方針を固めている。その際の判断材料となる報告書をまとめるためだ。

大会では観客の入り具合や試合の盛り上がりをチェック。さらに開幕直前の総会で採択された「評価基準」に沿って、各競技の普及度、実施費用、競技会場の後利用など計33項目を点検し、最終的に各競技を得点化して比較する。フェアウェザー競技部長は「五輪招致都市に対する評価委員会の報告書のような形態になると思う」と話した。

欧州でなじみの薄い野球、ソフトボールにとって、アテネでの開催は逆風だった。地元ギリシャの人々の関心は薄く、地中海の強烈な日差しにさらされるスタンドが満員になることはなかった。野球の本家、米国は米大陸予選で敗れて出場できず、プロ野球選手で固めた日本の「ドリームチーム」は準決勝で敗れた。
野球を視察したプログラム委員は「試合時間が長いのが何よりの問題。大会後、このスタジアムを使って地元で野球を普及させようという姿勢も感じられなかった」と厳しい評価だった。

近代五輪の父、クーベルタン男爵が発案した近代五種は、五輪の伝統競技の「地位」を活用して、着実に足場を固めている。「最終日は満員で、入りきらない観客が出たほど。盛り上がったし、多くのIOC委員が見に来てくれた」とショーマン国際近代五種連合(UIPM)会長。2年前から削減対象に挙がる3競技が、明暗を分けている。(引用以上)

この流れから行くと、野球、ソフトボールの実施は2008年北京が最後かと思われた。
ところが、野球をなんとしても五輪に残したい日本などの強力なキャンペーンによって状況は変わってきたようだ。

野球、ソフトボールの五輪存続が有望に[2005/4/20/共同通信]
国際オリンピック委員会(IOC)は20日、12年夏季五輪で実施される28競技を見直す7月のIOC総会(シンガポール)での投票手順などを発表した。
各競技は過半数の賛成で存続が決まり、削減がない場合は新競技採用の検討に入らない。投票は1競技ごとに無記名で行われる。3年前に削減対象に挙がった野球、ソフトボール、近代五種についても他競技と同じ扱いで、存続決定に必要な票数が過半数と比較的ハードルが低く設定されていることから、日本が存続を希望している野球、ソフトボールには有利な審議方法といえる。

IOCは昨夏のアテネ五輪での調査結果などをもとに7月8日に投票。削減競技があった場合、理事会はゴルフ、ラグビー(7人制)、空手、ローラースケート、スカッシュから新採用競技を選び、9日の総会に提案する。ただ新採用には3分の2以上の賛成が必要で、可決されない場合は実施競技数が現在の28を下回る可能性もあるという。 (引用以上)

五輪が肥大しすぎているとは誰しもが感じていることだろう。
果たして、テコンドーが五輪に必要かどうか、先に失脚した金雲龍元IOC副会長がいなかったら、現在でも正式種目ではなかっただろう。非常に政治的な駆け引きが水面下であったのである。

また、五輪から排除されることは、世界最大の競技のステージで参加する名声と、相当な財政的報酬の損失を意味する。
アテネ五輪でのテレビ収益からIOCは、各競技団体に合計2億5600万ドルを配分することに成功した。さらに人気と規模によって金額は異なり、最大の陸上競技には2570万ドルが、水泳(競泳、飛び込み、シンクロナイズドスイミングと水球)、バスケットボール、自転車、体操、サッカー、テニスとバレーボールにはそれぞれ1250万ドルが配分された。
このIOCから資金提供は、いかに潤沢なプロを抱えるバスケットボールやテニスといえども競技の普及や発展のために貴重な金額であり、五輪の舞台から降りたい競技団体は存在しないのである。

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April 04, 2005

2020年五輪招致へ

日本オリンピック委員会(JOC)は評議員会で役員を改選し、竹田恒和会長の再選を決めた。竹田会長は3期目の重点政策として国際総合大会の日本招致を挙げ、夏季五輪については「2020年を目指して活動したい」と抱負を語った。一方、北海道議会本会議で24日、2020年の夏季五輪を北海道に招致する決議案が賛成多数で可決されている。
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札幌市が、夏季五輪招致に意欲的なことはこのコラムの中でも触れてきた。
今回、JOCが「2020年招致」を明確にしたことで、招致運動が本格化すると期待したい。

何度か書いてきたが、2012年の夏季五輪招致レースが佳境に来ており、ロンドン、パリ、ニューヨークといった有力都市がしのぎを削っているが7月のシンガポールでのIOC総会で決定される。

その4年後、2016年の夏季五輪には次のような都市、国が立候補に名乗りを挙げている。

チリ
ポルトガル
ケニア
釜山(韓国)
デリー(インド)
ドバイ(UAE)
ハンブルグ(ドイツ)
ミラノかローマ(イタリア)
ロッテルダム(オランダ)
サンクトペテルブルグ(ロシア)
セントポール/ミネアポリス(アメリカ)
サンディエゴ・ティファナ(アメリカ・メキシコ)
テルアビブ(イスラエル)
バンコク(タイ)
(太字は過去の夏季五輪開催国)

アジアの立候補が目立つが、2008年北京のわずか8年後に聖火は再びアジアに来るか?
狙いとしては2020年が現実的だ。
だが、その2020年には
ケープタウン(南アフリカ)
プラハ(チェコ)
が既に招致を表明している。

堤義明元コクド会長が失脚した今、日本に聖火をもたらせる人物はいるのだろうか?

参考リンクパリ優勢 2012年夏季五輪
ミュンヘンの冬、札幌の夏

クイズ
日本が2020年夏季五輪に立候補した場合、夏冬合わせて何回目の立候補になるでしょう?(難)

答え 10回

1940年夏季 東京市 当選→返上
1960年夏季 東京 落選
1964年夏季 東京 当選
1968年冬季 札幌市 落選
1972年冬季 札幌市 当選
1984年冬季 札幌市 落選
1988年夏季 名古屋市 落選
1998年冬季 長野市 当選
2008年夏季 大阪市 落選
2020年夏季 ?

1940年冬季は札幌市開催が決まっていたが、当時は同年の夏季大会開催国が合わせて冬季大会も開催するという取り決めがあったためカウントしない。

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February 25, 2005

パリ優勢 2012年夏季五輪

iocs20052012年夏季五輪招致を目指す各都市への国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会による訪間(インスペクション)は、2月3日のマドリードを皮切りにスタートし、ニューヨークとロンドンが終了した。
1次選考を経て開催立候補都市となっているのはこの3都市のほかパリとモスクワで、さながら世界都市博覧会の様相を呈す。

IOC評価委員会の一行は1都市4日間のみ滞在する。
招待都市は期間中に1晩だけ評価委を招いた公式行事を開催できるが、それ以外の招待は一切受け付けないことになっている。
2012年開催都市は、今年7月のシンガポールでのIOC総会で決定されるが、評価委員が作成するレポートは投票権を持つIOC委員の判断材料とされる。

ロンドンの視察終了後、英国の有力紙「GUARDIAN」は2月21日に次のような記事を掲載している。

まだ20票足らない
2012年の招致レースに勝ちたいのなら、ロンドンはおよそ20人のIOC委員を納得させなければならない。
IOC表会員の視察は、かなり好印象を持たれたようだ。だが、最大のライバルはパリ。
パリに比べるとロンドンはまだ遅れている。

2年ほど前、招致レースが始まったときからパリとロンドンは先頭集団と見られてきた。
117人のIOC委員の内、ロンドンが既に固めた票は35票。一方のパリは45~50票固めていると思われる。
IOCには117人の委員がいるが、何人かは候補都市で国の出身である。
彼らの都市が落選したあとで、彼らは投票に入ることができる。1回の選挙で最下位の都市が脱落していき、投票は過半数(56票前後)を獲得する都市が出るまで最下位を振り落としながら進められ、最大で5回の投票がある。

と、パリとロンドンがリードするもパリが優勢と見ている。
ところが、こんなニュースもある。

2012年夏季五輪のパリ招致を目指すフランスで、労働組合が大規模ストライキを呼びかけた3月10日が、国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会のパリ視察日と重なり、関係者をやきもきさせている。
立候補している5大都市の中ではパリが最も有力で、ロンドンが小差で追いかけているとされるだけに、英国各紙は「ロンドンのチャンス高まる」などと報じた。
社会党系労組はスト延期に応じる姿勢の一方、共産党系は強硬。パリのドラノエ市長は「候補地選定には影響ない」と楽観的だが、フランス五輪委は「ストが頻発する場所と思われると困る」と懸念を隠さない。(共同通信

そういえば4年前、大阪市が2008年の開催都市に立候補していたときに、磯村大阪市長(当時)は「2008年がだめなら浪人覚悟」と言っていたが、わずか6票しか獲れずに最下位敗退。2012年には手を挙げるそぶりも見せなかった。まあ北京の4年後じゃ勝ち目はなかったでしょうね。

●各都市招致委員会
ロンドン
マドリード
ニューヨーク
モスクワ
パリ

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July 09, 2004

次の次のオリンピックはどこだ?

Q.2012年のオリンピックにはどこが名乗りを挙げているでしょう?
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アテネ五輪開催前から、次の、更に次の五輪開催地の心配をしよう。
ご存知のように、08年五輪は北京での開催が決まっているが、来年には12年五輪の開催地が決定される。
今年5月18日、IOCは夏季五輪開催地の候補として、ニューヨーク、ロンドン、パリ、マドリード、モスクワの5都市を選出した。
一方、リオデジャネイロ(ブラジル)、イスタンブール(トルコ)、ハバナ(キューバ)、ライプチヒ(ドイツ)は落選(開催候補都市になれず)した。 
開催地決定のIOC総会は、2005年7月に開催される予定。

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