法華津寛 71歳でロンドン五輪出場決める
馬術の法華津寛が、ロンドン五輪に出場することが確実となった。
2日に発表された世界ランキングで、法華津が五輪馬場馬術個人の出場枠を獲得。
日本連盟は法華津をロンドン五輪代表として近く発表する。
3月28日に71歳となる法華津は4年前の年北京五輪で日本選手史上最年長67歳で出場している。
このときは全参加選手中でも最年長であり、ロンドンでも日本人選手最年長は当然としても、2度目の全参加選手中の最年長も恐らく間違いない。
そして凄いのは1964年の東京五輪にも参加していること。
東京五輪に日本選手団として参加し、今なお現役なのはおそらく唯一ではないか?
近年の夏季五輪の日本手団の最年長選手は下記のようになる。
射撃、馬術の選手が多いが、特筆すべきはロス五輪の蒲池猛夫。
当時48歳で孫もいたが、ラピッドファイアーピストルで金メダルを獲った。
世界の最高齢五輪出場は1920年アントワープ五輪射撃のオスカー・スバーン(スウェーデン)の72歳10カ月で、銀メダルも獲得している。スバーンは、1912年ストックホルム五輪では64歳258日で金メダルも獲っている。
●日本選手団の最年長選手
1984年 蒲池猛夫 (48歳135日)射撃・ラピッドファイアーピストル 金メダル
1988年 井上喜久子 (63歳296日)馬術
1992年 東良弘一 (45歳332日)馬術
1996年 伊東総一郎 (48歳280日)射撃
2000年 松下和幹 (47歳230日)アーチェリー
2004年 小畑隆一 (49歳197日)馬術
2008年 法華津寛 (67歳139日)馬術 大会最年長
2012年 法華津寛 (71歳 日)馬術 大会最年長?
●日本選手団の最年少選手
1984年 行森文美 (14歳218日)体操
1988年 西岡由恵 (14歳70日)競泳
1992年 稲田法子 (14歳2日)競泳
1996年 青山綾里 (14歳164日)競泳
2000年 竹中美穂 (15歳331日)体操
2004年 福原愛 (15歳287日)卓球
2008年 鶴見虹子 (15歳317日)体操
2012年 ?
一方の日本選手団最年少選手だが、1992年バルセロナ五輪では中学2年生の稲田法子が最も若かった。
このときの日本チームには金メダリストの岩崎恭子がいたが、稲田が1978年7月27日生まれで最年少、岩崎が1978年7月21日生まれで2番目に若かった。
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