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July 31, 2012

ドーピングか? 葉詩文の驚異的世界新

ロンドン五輪競泳女子400m個人メドレーで、4分28秒43の世界新記録をマークして金メダルを獲得した中国の葉詩文のドーピング疑惑が持ち上がっている。

というのも男子の個人メドレーに優勝したライアン・ロクテの最後の自由形の記録が58秒65であるのに対し、葉詩文が58秒68とほとんど変わらなかったというのだ。
とくに最後の50mは、ロクテが29秒10、葉詩文が28秒43とロクテを上回ってしまう。
いくらなんでもそれはあり得ない。

葉詩文の昨年の世界水泳の同種目の記録が4分35秒78で5位だったことからも、いくら伸び盛りの16歳でも、1年間で7秒も記録を縮めることは考えにくい。

前世界記録 ステファニー•ライス (AUS)4分29秒45 北京五輪 2008年8月10日
葉詩文の金メダルタイム 4分28秒43
ライアン・ロクテの金メダルタイム 4分5秒18
萩野公介の銅メダルタイム 4分8秒94

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