やっぱり触れたい開会式の謎
ロンドンで五輪が開催されるのは、3回目。
2度目の開催だった1948年大会、日本はドイツとともに戦争責任を理由に招待されなかった苦い想い出がある。
今回のロンドン五輪もやや気が重くなりそうなことがあった。
ご存知のように、開会式に参加した70数名の日本選手団が、開会式場から強制退場させられたのだ。
この件に関しては様々な理由が挙げられているが、メディアが真相解明しようとしないため推測の域を出ない。が、強制退場したのは日本のみらしい。
この理由において、最も信憑性がありそうなのが、選手団に配られた、震災流木で作られたピンバッジを日本選手団が持っていたという説だ。
実は、私も持っており(選手が持っているのとは少々異なる)、環境省・JOCの名前で、震災がれきの広域処理の必要性を謳っている。(画像参照)
だが、この元々の震災がれきは非常に僅かでも放射能汚染されている可能性がある。
放射能汚染された物品は、集中管理(動かさない)するのが基本。
政府の行おうとしている全国拡散(広域処理)は、この原則に反している。
それでも、その必要性を訴えるのは、利権が絡んでいるからだろう。
主催者側からすれば、放射能汚染されている可能性があるピンバッジを持った日本選手団は、開会式において隔離したかった。女王陛下も来場されているし・・・。
もしくは、政治利用されていることを、IOCもしくは組織委員会が嫌ったか。
五輪とは、高度に政治化スポーツビジネスであることを考えれば、後者がその回答である可能性はあまり高くない。
するとやっぱり放射能か?
選手村で日本人選手が、どういった待遇下にあるかが伝わって来れば、もう少しはっきりするのだが。
1948年に次ぐ、ロンドン五輪からの屈辱的な扱いにJOCが文句を言わないのは、日本側に明かせない事情があるからと見るのは、考えすぎだろうか。
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