« 女子500m 無敗のまま金メダルなるか李相花(イサンファ) | Main | ソチ五輪の開会式で 北方領土が雲で隠されていたことに関して »

February 13, 2014

アルペン女子滑降 同タイムで2人が金メダルって?

ソチ冬季五輪は12日、アルペンスキーの女子滑降が行われ、スロベニアのティナ・マゼ(Tina Maze)とスイスのドミニク・ギザン(Dominique Gisin)が1分41秒57の同タイムで金メダルを獲得した。

●ソチ五輪アルペン女子滑降結果
Ldownhill

スキーにあまり関心のない人は知らないだろうが、スキー競技では度々、(W杯クラスでも年に1回くらい)同タイム優勝ということがあり得る。
だからそれほど珍しいことではないが、五輪の舞台で起きたから大きく取り上げられたのだろう。

NewTorkTimesを見ていたら、五輪の公式スポンサーである SwissWatch 社の副社長がこの件でインタビューに答えている。

『FIS(国際スキー連盟)は、1/100秒を世界標準と考えています。
余りに小さな記録に固執しても、その順位の整合性を保証できません。
というのも、スキーという冬に行われる屋外スポーツ本質だからです。
タイムを1/1000秒まで見て、マゼとギザンのどちらが本当の金メダルだったかは我々も知らないのです。』

スキー競技は、各選手が同時に競技をスタートさせるわけではない。
雪、風、気温どの選手にも同条件であることなどあり得ない。だったら1/1000秒まで公表して敢えて順位を付ける必要はない、ということだ。

妙に感心したが、最近もこうしたことがあった。
昨年の11月、スピードスケートのW杯での記事だ。

Kato

冬季五輪のもう一方の雄であるスピードスケートでは、同タイムの場合、1/1000秒まで公表し、順位を確定している。
上記の記事 加藤とジュニオのケースは1/1000秒まで見ても同タイムだったという極めて珍しい例だ。

スピードスケートにおいては次のようなルールがある。

タイムは1/1000秒まで計測した上で、1/1000秒以下を切り捨てる。
1/100秒までで同タイムの場合は1/1000秒まで表示して、順位を決める。(そのため)500mは合計タイムと1、2回目の内訳タイムが合わない場合がある。

加藤、ジュニオの同タイム優勝を伝える日の記事に次のような続きがあった。

女子500mの辻麻希はオランダ選手と1/100秒まで同じだったが、377071000分の2秒及ばず16位だった。


|

« 女子500m 無敗のまま金メダルなるか李相花(イサンファ) | Main | ソチ五輪の開会式で 北方領土が雲で隠されていたことに関して »