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November 14, 2014

錦織圭の今季の賞金が5億円を超える

米経済誌フォーブスは毎年スポーツ選手の発表した年収ランキングを発表している。
今年発表されたものは、2013年6月1日から2014年5月31日までの1年間の収入で、いわば賞金(年棒)+スポンサー契約料の合計だ。

これによると1位はプロボクシングで46戦無敗、スーパーウエルター級など5階級で世界制覇したフロイド・メイウェザー。
2位にサッカーポルトガル代表のクリスティアーノ•ロナウド、3位にNBAクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズが入った。
ランキング上位10傑とテニスプレーヤー、アジアの選手、さらにはウサイン・ボルトを含めて表にしてみた。
テニス界からは、7位フェデラー、9位ナダル、17位ジョコビッチ、34位シャラポワ、41位李娜、55位セリーナ•ウィリアムズ がランクインしている。

テニスプレーヤーのトップ、フェデラーの収入の内訳に注目してほしい。
 収入総額5620万ドル 
 テニスの賞金420万ドル 
 スポンサー料等5200万ドル 
莫大な年収の内、テニスの賞金は420万ドルに過ぎない。

同様にマリア・シャラポワ
 収入総額2440万ドル 
 テニスの賞金240万ドル 
 スポンサー料等2200万ドル 
女子テニス界の顔であるシャラポワもテニスの賞金はちょうど10%。

フェデラーもシャラポワの少し甚だしいが、実力NO.1であるセリーナ•ウィリアムズの場合も、
 収入総額2200万 
 テニスの賞金1100万 
 スポンサー料等1100万 
テニスによる賞金は、半分に過ぎない。
これがテニス特有の収入構造のようだ。

錦織の今季の賞金は、ATPツアーファイナルが始まる前までは$3,974,218だった。
ファイナルで2勝し$4,431,363になった。
円安が進んでいるので、日本円に直すと約5億0960万円
ユニクロ、日清食品、タグホイヤー、JACCS等契約している企業からのスポンサー費用を合計すると15~20億円になるかもしれない。
ヤンキースの田中将大の年棒が22億円というから、近い将来これを超えて来るだろう。

それにしてもウサイン・ボルトの収入は2320万ドル。しかも競技による賞金は20万ドル。
ボルトは陸上界最大のスターであり、現在は賞金レースも頻繁に行われているが、この程度の収入でしかないのだ。

一方、インドクリケット界の大スター マヘンドラシンドーニ
日本円に直すと30億円を超える収入がある。
プロ野球最高年棒の阿部慎之助の5倍に相当する。
インド恐るべし。

●フォーブス誌によるスポーツ選手の収入ランキング
Atp

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