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December 23, 2014

1964年の東京オリンピックは1兆円をかけた

1964年東京五輪は、「1兆円オリンピック」と呼ばれた。
というのも、大会運営費、競技施設の整備費、インフラ整備という大きな3つの支出を合計する9873億6300 万円となり、1 兆円に近い費用がかかっているからだ。
もちろん、これらの費用は五輪開催がたとえなかったとしても計画されていたものであり、たまたま五輪開催に間に合わせたに過ぎない。
こうした途上国型の五輪開催例は、ソウル大会、北京大会でも見られた。

ちなみに東京五輪当時の国家予算はおよそ 3兆2554億円であり、インフラ整備は何年もかかって施されたものであるが、国家予算の約3分の1に近い巨額の事業費が五輪に投じられたことになる。

この当時の日本のGDPが29兆5000億円であり、GDP比で3.7%が東京五輪に費やされている。
以下の表では、東京、ソウル、シドニー、アテネ、北京、ロンドン、そして冬季五輪ながら最も史上最も経費を掛けたと言われるソチ五輪を表にしてみた。(大和総研の資料を基に作成)

Gdp_2

アテネ五輪がギリシャの経済規模を超えたものであったことは明白だ。
五輪開催経費はGDP比1%が適当と言われている。
東京やソウルは明らかに費用をかけ過ぎたが、高度経済成長期だったため問題なく通り過ぎた。
が、ソチ五輪を開催したロシア。
GDP比率は2.5%を超えた。
巨額の投資をしたソチと同じことはできない。
今後の冬季五輪開催に前向きだった欧州の都市を萎縮させ、2022年冬季五輪の開催地争いは北京とアルマトイの一騎打ちになっている。


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