新国立競技場いよいよ着工 竣工は2019年11月
2020年の東京五輪の主会場となる新国立競技場の起工式が12月11日に行われた。
この日、千駄ヶ谷近くまで行ったので見てきた。
当初決定していたザハ案が白紙撤回され、新たに隈研吾氏が設計を統括したため、約1年2カ月遅れて本体工事が始まった。
2019年11月に完成予定となり、ラグビーW杯には間に合わない。
総工費は約1490億円
敷地面積11万3000㎡
建築面積7万2400㎡
高さ47.35m(地上5階、地下2階)
座席数6万8000(将来8万席に増設可能)
収容人数68,000人というのは五輪メインスタジアムとしては極めて少ない。
1964年の東京五輪の開会式の入場者数が7万9383人、閉会式が7万4534人であったことと比較してもその収容人数の低さが判る。
旧国立競技場時代には、東京体育館の付属陸上競技場をサブトラックにしていた。
このトラックは1周200mの5レーンの競技場で、日本陸連、IAAF両方の規格が満たせない。
新国立競技場は絵画館の向かいにサブトラックが作られるとしているが、この場所だと五輪後に撤去となる可能性がある。
すると、2020年以降に新国立では、世界陸上などのイベントが開けないことになり、サッカーを中心とした球技場となることもある。
東京体育館
1990年にこの地にあった東京都体育館を改築して造られた。
旧東京都体育館は、1964年の東京五輪では、メインアリーナが体操競技、室内プールが水球競技の会場として使用された。
2020年の東京五輪では卓球の会場となる。
卓球のチケットはプレミアチケットになりそうだ。