アルペンワールドカップで韓国のチョン・ドンヒョンが14位
平昌冬季五輪まで1年。
韓国のアルペンスキーの選手が、FISワールドカップで初めてポイントを獲った。
選手の名前はチョン・ドンヒョン29歳。
1月6日未明 クロアチアのザグレブで行われた男子回転で14位に入った。
回転競技は2本滑り、その合計で順位が付く。
ザグレブでは、75人が出場、チョン・ドンヒョンは1本目に17位に入り、上位30選手で争われる2本目に進み、合計タイムは14位の2分02秒62。
優勝したマンフレッド・モデルエルグとは2秒59の差だった。
韓国と言えば、ショートトラックそしてスピードスケート(ロングトラック)であり、金妍兒の引退後はフィギュアスケートにも有望な選手はいない。
が、ポテンシャルの高い人材を発掘し、少数精鋭で鍛え上げるのは得意とするところで、ボブスレー、リュージュ、スケルトンといったソリ系種目でも有望な選手が出ており、五輪本番では上位に入る可能性がある。
その一方で、スキー系、特にアルペンを強化することは簡単ではなく、一朝一夕でメダル争いをするような選手を排出することは不可能だ。
このチョン・ドンヒョンもポットと現れた訳ではなく、2010年のバンクーバー五輪から出場しており、平昌が3回目の五輪出場になる。
ただし、過去2回の五輪では、ソチ五輪の大回転で41位が最高だ。
韓国における世界的なアルペン選手は、事実上この選手一人。
一人の選手を、韓国人の監督とコーチ、オーストリア人のコーチ、ワックスマン、さらには理学療法士の5人によるチームが支えている。
このザグレブの回転には、日本から河野恭介と湯浅直樹も出場した。
河野は1本目にコースアウト、湯浅は18位だった。
2006年のトリノ五輪には男子5、女子3の8選手が参加した日本アルペン陣だが、バンクーバー五輪では佐々木明と皆川賢太郎、ソチ五輪では佐々木明と湯浅直樹の2名ずつしか参加していない。
今季の回転で10位、8位、18位と好調の湯浅だが、既に33歳。
有望な若手選手はなかなか出て来ない。


