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July 09, 2017

SONYに代わってHISENSE ついに日本企業がいなくなったFIFAパートナー

先に、マクドナルドが、IOCのTOPプログラムからの撤退を表明したことは紹介した。
なんとマクドナルドは、IOCに続いてFIFAのパートナーも、契約満了を待たずに終了しようとしている。

米フォーブス誌によると、マクドナルドはFIFAに対し、1年に1000〜2500万ドルを支払う契約を2022年のカタールW杯までしている。
これを、マクドナルドが契約を自らから打ち切りとすると、1億ドル以上の違約金を支払わなければならないも言う。

念のためにFIFAのサイトを見に行くと、確かにパートナー企業のロゴからマクドナルドが消えている。
先週の日曜日、7月2日に決勝 ドイツ対チリが行われたFIFAコンフェデレーション杯のロシアのスタジアムには、マクドナルドのロゴが確かに踊っていたにも関わらずだ。

Fifa
▲FIFAの公式サイトからMcdonaldのロゴがなくなっている。一方、 HISENSEはまだない。

●現在のFIFAのスポンサー企業 
現代/起亜自動車 (韓国)
アディダス (ドイツ)
バドワイザー(Anheuser Busch InBevベルギー)
ガスプロム(ロシア)
万達Group(中国)
カタール航空(カタール)
ハイセンス(中国)

以上が現在のFIFAパートナーだが、一時期と比べると大きく変わった。
現代/起亜、アディダス、バドワイザーはFIFAにとって古い友人であるが、下記の4社はなじみがない。
簡単に紹介しよう。

ガスプロム(ロシア)
ロシアの企業で、天然ガスの生産・供給において世界最大の企業。ロシア政府が株式の半数を持つ。
2018年ロシア大会までの1期のみ。

万達Group(中国)
サッカーから映画、不動産まで手掛ける中国のコングマット企業。
中国リーグ大連万達の親会社。

カタール航空(カタール)
エミレーツ航空に代わって入った世界有数の航空会社。2022年のカタールW杯まで。

ハイセンス(中国)
中国の家電メーカー。特にテレビの生産高は、世界で三指に入る。
ロシアコンフェデレーション杯にて、突如ロゴが現れびっくりした。

Hisense

その一方で、エミレーツ航空、ソニー、カストロール、コンチネンタル、ジョンソンエンドジョンソンなどがFIFAから離れていった。

中国企業が2社並ぶ現在のFIFAパートナーに対し、日本企業はついに1社もなくなった。
特にソニーは、ソニーは2005年4月に、2007~2014年の8年で330億円という大型契約をしていたが、本社の構造改革の優先を理由に、一度も更新されることなく去ることになった。

ソニー以外に下記のような日本企業がFIFAパートナーを務めていた。
ご存知のように日本代表のW杯初出場は1998年のフランス大会。
それよりも16年も前からFIFAとは蜜月にあったが、ついになくなった。
一方の中国のW杯出場は2002年の1度のみ。
代表の実力は、国際レベルにないものの、企業の金満ぶりは凄い。
かつての日本企業を見るかのようだ。

富士フィルム (1982年~2006年)
東芝 (2002~2006年)
日本ビクター (1982年~2002年)
富士ゼロックス (2002年)
NTT (2002年)
キャノン (1982年~1998年)
セイコー (1982年~1986年)

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