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March 11, 2018

スポーツマフィアに食いつく中国 ANTAのジャケットを着るIOCバッハ会長

下記の画像は20年前の長野五輪の閉会式の模様だ。
サマランチIOC会長(当時・故人)の着ているジャケットの胸には「MIZUNO」のロゴが見える。

ミズノは1995年から2012年までIOCの公式サプライヤーを務めた。
そのため、主に冬季五輪においてIOC委員に防寒のジャケットが必要な際は、必ずミズノのジャケットが用いられた。

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東京の2020年の夏季五輪の招致運動中に、招致委員会の中に、活動の中核を担うNPO法人格の理事会を発足させた。
竹田恒和JOC会長が理事長に、事務総長をミズノの会長だった水野正人氏が務めることになった。

このとき、ミズノとIOCの関係が余りに密であったため、敢えて水野正人氏は、ミズノの会長を退任、ミズノもIOCの公式サプライヤーの座を降りることになった。

ご承知の通り、2013年9月のブエノスアイレスのIOC総会で、東京がイスタンブールとマドリードを破り、2020年五輪招致を決めたが、水野正人氏は五輪招致成功の〝陰の立て役者〟と言われている。

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2010年バンクーバー五輪のロゲ会長 MIZUNOを着ている。

一方、ミズノが退いたあとの公式サプライヤーは2013~2016年までNIKEが務めた。
画像はソチ五輪のバッハ会長。

Sochi

今年2月、平昌五輪の開会式で、バッハ会長。

見慣れないロゴのジャケットを着ている。

Anta

よく見ると、ANTAとある。

ANTA(安踏)は1991年に創業された中国のスポーツウエアメーカー。
中国のスポーツウエアメーカーといえば李寧(Lining)や361°などが知られているが、このブランドのことはほとんど知らない。

次回冬季五輪開催国ながら、ほとんど存在感を示せなかった中国。
だが、裏方ではしっかりと世界のスポーツマフィアに食い込んでいるということらしい。

一説によるとIOCと公式サプライヤーの契約をしたわけではないとも言われている。


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