池江璃花子6冠なるか、孫楊は9冠に挑戦
男子100m自由形で塩浦慎理が48秒71のタイムで金メダルを獲得。
この種目の日本勢の優勝は1998年バンコク大会の伊藤俊介氏以来。
伊藤俊介氏は双子のスイマーとして知られ、弟の伊藤秀介氏もバンコクの100mでは銀メダルを獲っている。
また、伊藤俊介氏はこの大会で100m自由形のほかに、4×100mリレー、4×200mリレー、4×100mメドレーリレーでも金メダルを獲り、4冠を達成している。
もうひとりの5冠
1990年北京大会の100m自由形を制した沈堅強(中国)は、ほかにも50 m自由形、100mバタフライ、4×100mリレー、4×100mメドレーリレーデモ金メダルを獲り5冠。
さらにはこの4年前のソウル大会の4×100mリレーでも金メダルをとっており、通算で6個の金、2個の銀、1個の銅を獲っている。
ただし、この時代のアジアの競泳は世界水準とは言えず、五輪での活躍はない。
孫楊は通算9冠なるか?
中国の孫楊は、今大会200m、400m、800m自由形に優勝しており、今日の1500mに勝てば4冠。
これまでに広州大会で2個、仁川大会で3個の金メダルを得ており、通算9冠になる。
なお、4年後のアジア大会は孫楊の出身の杭州での開催が決まっており、現在26歳の去就も注目されている。