オリンピックの基本

March 22, 2008

72歳の五輪メダリスト

昨日のエントリーで、フィギュアスケートの最年少が、タラ・リピンスキーの15歳8か月と書いた。
今回は、五輪の最年長・最年少メダリストについての話だ。

射撃のオスカー・スバーン(スウェーデン)は、1912年ストックホルム五輪のランニング・ディア単発団体で64歳で金メダルを獲得。
72歳で迎えた1920年アントワープ五輪にも出場し、双発団体で銀メダルを獲り、五輪史上最年長の金メダリストと、メダリストの記録を持つ。
日本人最年長金メダリストは、1984年ロサンゼルス五輪射撃の蒲池猛夫の48歳。

一方、五輪史上最年少金メダリストは、1900年パリ五輪ボートかじ付きフォアで優勝したフランスチームのコックスの少年。7歳から10歳ぐらいの男の子というだけで、名前は伝わっていない。
五輪最年少参加記録も、この少年と推定されている。

日本人最年少金メダリストは、バルセロナ五輪200m平泳ぎの岩崎恭子。
14歳6日の金メダルで、当時水泳競技の最年少金メダリストでもあった。

日本人五輪選手の最年長は67歳。 
馬術の法華津寛が、日本選手としては、ソウル五輪に馬場馬術で出場した井上喜久子を上回る史上最高齢で、北京五輪に出場する見通しとなっている。
法華津は東京五輪に出場しており、44年ぶりの出場も史上最長記録となる。

日本人五輪選手の最年少は稲田悦子。
1936年 ガルミッシュパルテンキルヒェン五輪フィギュアスケート女子シングル日本代表で、12歳ながら10位に入った。
競泳の長崎宏子も12歳0ヶ月でモスクワ五輪代表となったが、日本がボイコットしたため、出場はしていない。

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