October 30, 2006

五輪スピードスケート選手からゴルファーをめざす

ウィンタースポーツシーズンになったと思ったら引退のニュースだ。
スピードスケート女子1000mの日本記録保持者、でソルトレークシティ五輪同種目7位の外ノ池亜希が引退することになった。29日、父親の信平コーチが明らかにしている。
現在27歳ながら、長野、ソルトレークシティ、トリノと3回の五輪に出場している。
「スポンサーが決まらず先が不安ということもあるし、本人にも違うことをしてみたい気持ちがあった」と信平コーチが突然の引退の理由を説明。プロゴルファーを目指す計画があることも明らかにした。

そういえば所属していたアルピコが廃部になったんだったな。
長野五輪から8年以上、スピードスケート、ショートトラックの練習環境は想像以上に悪い。
男子はスケートを辞めて競輪学校に入学するケースが目立つ。
トリノ五輪後だけでも牛山貴広、羽石国臣、今井裕介、西谷岳文(ショートトラック)の4人が競輪に転向した。

そこいくと、女子の再出発は難しい。
例えばショートトラックの勅使川原 郁恵、第二の人生をスポーツキャスターとしたが、2006年9月からNHKハイビジョンの「街道てくてく旅~中山道完全踏破」に挑戦中だ。とはいえ、知名度も低いし、うまく行っているとも思えない。

また、ソルトレークシティ五輪日本選手団旗手だった三宮恵理子はトヨタ自動車に所属しレーシング・ドライバーになっているものの活躍しているのだろうか?

女子ゴルフ界では、岡本綾子がソフトボールで国体優勝の経験があるのだが、子どもの頃から英才教育を受けている選手が多い中、他の競技から来た人の成功は難しい。

●外ノ池 亜希 五輪記録
1998年長野五輪 
1500m16位(2分02秒84)

2002年ソルトレークシティー五輪
1000m 7位入賞(1分14秒64)
1500m14位(1分57秒97)

2006年トリノ五輪
1000m17位(1分17秒64)

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September 06, 2006

大菅小百合は大和ハウス、金メダルの西谷岳文は競輪学校へ

スピードスケート女子500mで37秒54の日本記録を持つ大菅小百合が9月1日付けで大和ハウス工業に入社が決まり、2010年バンクーバー五輪を目指すと発表した。
5月に日本電産サンキョー(旧三協精工)を退社した大菅は当初、スポンサーを見つけて一人でやりたいと語っていたが、大企業の社員選手に落ち着いた。

今季の目標に冬季アジア大会(中国・長春)の優勝と世界距離別選手権での日本記録更新を挙げたという。

●大菅小百合 五輪結果
2002年 ソルトレークシティー五輪 スピードスケート500m12位
2004年 アテネ五輪 自転車女子500mタイムトライアル10位
2006年 トリノ五輪 スピードスケート女子500m8位

スピードスケートついでで少し古くなってしまったが、競輪選手を養成する日本競輪学校は8月25日、1998年長野五輪ショートトラック男子500m金メダルの西谷岳文、2002年ソルトレークシティー五輪スピードスケート代表の羽石国臣、2006年トリノ五輪スピードスケート代表の今井裕介、2004年アテネ五輪陸上男子400m障害代表の吉沢賢が、入学試験に合格したと発表した。

日本競輪学校では世界規模の大会で優秀な成績を収めた者を対象として特別選抜試験を実施している。
かつては五輪個人種目で銅メダル以上が条件だったが、五輪8位入賞以上になり、現在はこれに準ずる成績でも可、しかも年齢条件も撤廃されたため31歳の羽石国臣も入学が可能となった。
陸上五輪代表選手の競輪学校合格は吉沢が初となる。

●参考エントリー
はっきり言って甘いぞ 大菅小百合
スピードスケート五輪代表から競輪へ

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May 23, 2006

はっきり言って甘いぞ 大菅小百合

スピードスケート女子500mで日本記録を持つ大菅小百合(25)が23日、東京都内で記者会見し、7年間在籍した日本電産サンキョーの退社を報告するとともに「スポンサーをつけてやっていこうと思う。一人でやるのは賭けだけど、1年1年、目標をクリアしながら4年後を目指したい」と、独立した形で2010年バンクーバー五輪を目指す考えを明らかにした。  今後の支援体制は未定だが、当面は東京に拠点を移し、国立スポーツ科学センターなどでトレーニングをする。「すべてがそろった環境でやってきたが、甘えちゃいけないと思った。厳しい方向に進むことでやる気を奮い立たせたかった」と退社理由を説明し、2月のトリノ五輪で500m8位に敗れたことも決断のきっかけになったという。 (日刊スポーツ)

はっきり言って甘いぞ大菅。
長野五輪金メダリストの清水宏保ですらこんな状況だ。

長野五輪で金メダルを獲ったのち、三協精機(現日本電産サンキョー)を退社。
現在はNECと単年の社員契約をしている。
完全なプロ契約ではなく、成績によるボーナスはない。
ほかにも、JAL、オンワード、本田技研、森永など数社とスポンサー契約をしている。
さすが2大会連続メダリスト、1億円くらい稼いでるの?
と思いきや、例えばスケート部のある企業に属していない清水はトレーナーも自腹を切る。
海外へも帯同すると、日当は約5万円、滞在費、飛行機代も清水が持つ。
いわば高橋尚子のチームQと同様、経費も莫大な額になっている。
スケート王国オランダでは超有名人、オランダからCMのオファーも来たが、前例がなくうまく行かなかった。
「貯金ができるような状況じゃない」本人談だそうだ。

競輪入りを表明している3大会連続五輪出場の今井祐介は、所属していたメッツが廃部になりチームディスポルテを結成。自らスポンサーを探さざるを得なかった。
練習よりも営業に時間を取られ、トリノ五輪でも実力を発揮できなかった。

大菅よ、環境を変えたい決意はわかるが、妹もいるのだし、日本電産世話になっていればいいではないか。

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May 03, 2006

アイスホッケー世界選手権 日本代表銅メダル獲得 これって…

アイスホッケーの世界選手権ディビジョン1グループAは30日、フランスのアミアンで行われ、日本はハンガリーを6-3で破り、通算3勝2敗で3位となった。ドイツが5戦全勝で1位となり、トップディビジョンに昇格する。2位は3勝1敗1分けのフランス。日本・マホン・ヘッドコーチの話 若い選手、ベテラン、そしてスタッフがそれぞれの仕事をよくやった。来年はもっと上を目指して違う色のメダルを獲得したい。(日刊スポーツ)

ウィンタースポーツの最後を飾るアイスホッケーの世界選手権が終わった。日本代表銅メダル、なかなか健闘しているじゃないか、って。トリノ五輪にも出ていなかった日本が何故銅メダルなの?

日本代表が現在所属しているのはディビジョン1グループのA。ディビジョン1グループとはかつてのBプールのこと、つまりは2部だ。

ディビジョン1の上に最上位グループトップディビジョンがあり、この世界選手権は5月5日からラトビアで開幕する。

●アイスホッケー世界選手権出場国 ( )はトリノ五輪順位 

Group A

Group D

Group B

Group C

CZE(銅)

CAN(8強)

SWE(金)

SVK

FIN(銀)

USA(8強)

SUI(8強)

RUS(4)

LAT(予

DEN

UKR

BLR

SLO(8強)

NOR

ITA(予

KAZ(予

トリノでは上記以外にドイツ(予)が参加した。

この16カ国は日本よりも上位にある。

アジア最強といわれるカザフスタンには、2003年の冬季アジア大会で勝ったことはあるものの、実力的にはかなり差がある。

日本が出場したディビジョン1グループには、実は同格のBも同時に開催されており、オーストリア、リトアニア、ポーランドがそれぞれメダルを獲得した。

すると、ざっと数えても日本より上に約20カ国があることになる。

●世界選手権ディビジョン1グループA

順位

国名

分け

1

ドイツ

5

0

0

2

フランス

3

1

1

3

日本

3

0

2

4

ハンガリー

2

1

2

5

イギリス

1

0

4

6

イスラエル

0

0

5

●世界選手権ディビジョン1グループB

順位

国名

分け

1

オーストリア

5

0

0

2

リトアニア

3

1

1

3

ポーランド

3

0

2

4

エストニア

2

0

3

5

オランダ

1

1

3

6

クロアチア

0

0

5

世界選手権はディビジョン3まである。

中国、韓国、北朝鮮とも今年はディビジョン2だったが、中国はここで優勝し、来季のディビジョン1入りが決まった。

うかうかしていると、すぐに追いつかれてしまいそうだ。

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April 17, 2006

コダックのデジカメと松下のムービーは やはり選手よりも多かったトリノ五輪役員の手にも渡っていた

昨晩、日本テレビ系の2つのバラエティ番組に2人のトリノ五輪選手が出演した。
一人は19:58からの「ウタワラ」に村主章枝、もう一人は22:00からの「おしゃれイズム」に上村愛子だ。

ウィンタースポーツ選手もこの時期はオフだし、特に五輪後は取材やテレビ出演が多いなあとぼんやり見ていたのだが、上村の「おしゃれイズム」で気になる点が。

上村愛子は、JOCから支給されたトランク(マルエムクルー製だ)を持ってきており、ユニフォームというか基準服のようなものが入っていた。
そして、やはり支給されたとして、コダックのデジタルカメラと松下電器のSDカードムービーを披露した。
ここから先は番組で出た話ではないので、そのつもりで。

Kodaコダックも松下もIOCのスポンサーであり、松下はJOCのスポンサーでもある。
そのため、最新鋭の商品を五輪選手に提供することなど当たり前のことだ。

コダックの提供したデジカメはデュアルレンズKodak EasyShare V570で市価49,800円というもの。(JOC特注品)
アテネ五輪のときにやはりコダックが提供したデジカメよりも20,000円も高いヤツだ。
松下のSDムービー「SDカードムービー SDR-S300」は一般販売しているもので、市場では16万5,000円くらいで売られているものだ。
これはトリノ現地で、フォームの最終チェックに役立ったというはなしも伝わっている。

問題はコダックと松下がそれぞれ240台と250台JOCに寄贈したこと。

ちょっと待てよ、トリノ五輪の日本代表選手は113名のはずだが・・・。
なんだ、やっぱり選手よりも多かった役員の皆さん127名にも同じものが渡っていたんだ

俺も役員になりたい。

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April 12, 2006

JOCはどこまで現場が見えている? 回転7位湯浅直樹 就職がない

トリノ五輪スキー・アルペン男子回転7位入賞の湯浅直樹(22)が「就職難」にあえいでいる。11日、母校の北海学園札幌高での五輪報告会に参加。会終了後、道東海大卒業後の所属先が決まらないことを明らかにした。「五輪で成績を残せばどうにかなるかと思っていたが、所属先がない」と複雑な心境を吐露した。(日刊スポーツ)

湯浅直樹といえば、4位の皆川健太郎ともどもアルペン回転で、猪谷千春IOC副会長以来50年ぶりの入賞を果たした選手だ。それでも就職先が見つからない。
冬季競技の選手の環境の悪さは、誰もが指摘しているところだ。
食いつなぐために、アルバイトに終われ、練習どころでない選手も多い。

この数日前、JOCの竹田恒和会長はトリノ五輪を総括してこんな発言をしている。
現場についてどこまで理解しているか疑問だ。
八木佑四郎元JOC会長(故人)は、スキー選手の就職先確保のために清掃会社 東京美装興業(株)を興し、この会社は堂々の上場を果たしている。
公家出身の現会長に、それまでの覚悟はあるまい。

<<日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は7日、メダル1個に終わったトリノ五輪について会見し、「惨敗だったと言わざるを得ない」と総括。2010年バンクーバー冬季五輪に向け、一貫指導体制による強化システムの整備、少数精鋭主義の選手団編成などの強化策を掲げた。
1988年カルガリー五輪から続いていた冬季五輪の入賞者数増加もストップしたが、竹田会長は要因として<1>長野五輪当時からの旧態依然の強化体制<2>若手育成の失敗<3>練習環境の不足<4>競技団体の甘い成績見通し<5>甘い選手選考基準――を挙げた。>>

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April 07, 2006

韓国のショートトラック3冠王 もうスケートを辞めたい

トリノ五輪のショートトラックで3冠を達成した韓国の安賢洙がスケートを辞めたいと漏らしている。
トリノ五輪で韓国のショートトラックは強かった。男女合わせて8種目の内、6種目で金メダルを獲った。
特に男子はエースの安賢洙が1500m、1000m、5000mリレーで金メダル、500mで銅メダルを獲得している。
また、五輪後に行われた世界チーム選手権でも韓国が優勝、世界選手権でも安賢洙が総合優勝を飾るなど世界一の実力を見せ付けた。

その安賢洙が辞めたいとは?

どうも今回の世界選手権では外国人選手たちの牽制では足りず、ついには韓国人同士で牽制し合い、反則するなど、問題が爆発したらしいのだ。

安賢洙が所属する韓国体育大学と他の大学の派閥争いがあり、ミネアポリスでの世界選手権でも派閥の違う選手が安賢洙を妨害した。
4日には、空港で出迎えた安賢洙の父親は「他の代表チームの男子選手が試合中にわざと賢洙の邪魔をした」と連盟関係者に暴言を吐き、この仲裁に入った金副会長に殴るなどの暴行を加えた。
これに対し、連盟側が告訴する方針を示し事態は深刻化している。

なんとも韓国らしい(?)騒動だ。

一方、日本のショートトラック界では、
日本スケート連盟の亀岡寛治理事が長野・野辺山で経営するリンクで連盟主催のショートトラック合宿の大半を行い、自社への利益誘導と一部で報じられた。
小坂憲次文科相は4日の記者会見で、連盟から近く事情を聴く方針を示した。

競技団体、特に冬のマイナー競技の場合は、やむを得ない面もあると思うが、荒川選手に失言をし、物議を醸した小坂大臣に言われたくないな。

●トリノ五輪 ショートトラック男子

1500

順位

名前

国籍

1

安 賢洙

韓国

2

李 昊錫

韓国

3

李 佳軍

中国

1000

順位

名前

国籍

1

安 賢洙

韓国

2

李 昊錫

韓国

3

アポロ・アントン オーノ

米国

500

順位

名前

国籍

1

アポロ・アントン オーノ

米国

2

フランソワルイ トランブレ

カナダ

3

安 賢洙

韓国

5000mリレー

順位

国籍

1

韓国

2

カナダ

3

米国

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March 31, 2006

スピードスケート五輪代表から競輪へ

日本自転車振興会は24日、トリノ五輪スピードスケート代表の牛山貴広が日本競輪学校の特別選抜試験に合格したと発表した。冬季五輪の代表選手の合格は、長野五輪ショートトラック500m銅メダルの植松仁、ソルトレークシティ五輪500m8位の武田豊樹に次いで3人目となる。

日本競輪学校では世界規模の大会で優秀な成績を収めた者を対象として特別選抜試験を実施している。
この制度、植松の頃は五輪個人種目で銅メダル以上、武田の頃に五輪8位入賞以上、そして現在は準ずる成績でも可となっている。
牛山貴広の場合は2005年の世界スピードスケート選手権大会(オールラウンド)の500mで1位となったことが準ずる成績の対象となった。
もっとも、スピードスケート界には世界スプリント選手権があり、500mや1000mを得意とする選手は、オールラウンドには出場していないため「?」とも思うのだが・・・。

●牛山貴広トリノ五輪結果
男子1000m  28位
男子1500m  35位
男子5000m  27位
団体追い抜き  8位

もうひとりトリノ五輪で1000mと1500mに出場した今井祐介も競輪入りを表明していたが、特別選抜試験の対象とならないため、今季の受験はしなかった模様だ。

今井祐介といえば根本奈美等と2002年4月にアマチュアスポーツ選手の自立自活を目指すアスリート集団としてチームディスポルテを結成した。
というのも所属企業が廃部になったためで、スポンサー探し、練習場所の確保、スケージュール管理、体調管理を自分自身で全てやらなくてはならなかった。
とにかくこの4年間は苦労したようだ。

●今井祐介トリノ五輪結果
男子1000m 20位 (98年11位 02年15位)
男子1500m 34位 (98年16位 02年34位)

橋本聖子氏や大菅小百合など、スピードスケートの選手が夏季に自転車競技をするケースは以前からあるが、植松仁以前にも2人の五輪スケート選手が競輪界入りしている。
当時は特別選抜試験はなかったため、全く通常の受験だった。

市村和昭 (A2) 1980年 スピード・スケート500m 20位1000m25位
三谷幸宏 (A1) 1988年 スピード・スケート1000m23位
植松仁 (A1) 1998年 スケートショートトラック500m銅メダル
武田豊樹 (S1) 2002年 スピードスケート500m8位入賞

競輪選手は実力に応じて大きくS級、A級の2つのクラスに分けられ、さらにその中でもS級は2班、A級は3班のクラスに分けられる。
競輪入りして4年目の武田豊樹は現在S1、05年の賞金獲得額は96,980,222円。
相当なレベルといっていいようだ。

牛山貴広と来季には入学を果たすだろう今井祐介の活躍を期待したい。

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March 30, 2006

最年長だった荒川静香 その上をめざす村主章枝

カルガリーで開催されていた世界フィギュアで自己最高の2位になった村主章枝は、現役を続行、バンクーバー五輪を目指すことを明らかにした。
村主は現在25歳、4年後は29歳になる。
トリノ五輪金メダルの荒川静香は24歳だが、実は五輪女子フィギュアの金メダリストとしてはカタリーナビットの23歳を抜いて最年長での金メダルだった。

●女子フィギュア五輪金メダリストの年齢 荒川は最年長
2006 荒川静香(日本) 24歳
2002 サラ・ヒューズ(米) 16歳
1998 タラ・リピンスキー(米) 15歳
1994 オクサナ・バイウル(ウクライナ) 16歳
1992 クリスティ・ヤマグチ(米) 20歳
1988 カタリーナ・ビット(東独) 23歳
1984 カタリーナ・ビット(東独) 19歳
1980 アネット・ペッチ(東独) 19歳
東独は当時

世界フィギュア女子の金メダリストの年齢別は以下のようになる。
年齢制限が現在とは異なるので単純に比較はできないが、最年少はリピンスキーの14歳。
最年長はブッティルスカヤとスルツカヤの26歳。
村主の意欲は買うが、素質のある若手がたくさんいる日本で果たして4年後はどうだろうか?

●世界フィギュア女子優勝の年齢 90年以降
14歳 リピンスキー(米97年)
15歳 バイウル(ウクライナ93年) クワン(米96年)
16歳 マイズナー(米06年)
17歳 クワン(米98年)
18歳 陳露(中国95年)
19歳 ヤマグチ(米91年) クワン(米00年)
20歳 ヤマグチ(米92年) クワン(米01年)
21歳 トレナリー(米90年) 佐藤有香(日本94年)
22歳 クワン(米03年) 荒川静香(日本04年)
23歳 スルツカヤ(ロシア02年)
26歳 ブッティルスカヤ(ロシア99年) スルツカヤ(ロシア05年)
92年のヤマグチは五輪とのダブルタイトル

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March 27, 2006

2007東京世界フィギュア 女子は3人、男子は2人

世界フィギュア女子はトリノ五輪6位で初出場の16歳、キミー・マイズナー(米国)がSPまでの3位からフリー1位で逆転し、218.33点で初優勝した。
SPを終えてトップだった五輪銀メダルのサーシャ・コーエン(米国)はジャンプのミスが響き3位に終わった。

キミー・マイズナーは昨季まではジュニアで活躍していた選手だ。
トリノ五輪は6位。五輪代表を決める全米選手権で2位だった選手だ。

浅田真央が優勝し、キムユナが2位になった昨年の世界ジュニアでは4位。
2004年の世界ジュニアでは2位だった。

このマイズナーの実績からすると、来季本格的にシニアに参戦する浅田真央への期待も膨らむところだが、例えばエミリーヒューズ。世界ジュニアではマイズナーよりも上位にいたが、五輪、世界選手権ともにマイズナーの後塵を拝している。
シニアのグランプリを制した浅田真央といえども、世界選手権、ましてや五輪はそう甘くはない。

●2007東京世界選手権の女子は3人、男子は2人
世界フィギュアでは選手個々の順位をポイント化し、最大3枠を上限に、翌年の同大会出場枠が決まる。
ポイントは1位1点、2位2点、3位3点と増えていき、16~24位が16点、予選落ち20点、フリーに進めないSP止まりが18点。出場する国・地域の選手2人(3人出場の場合は成績上位2人)の合計が13点以内なら3枠、14~28点なら2枠獲得できる。
この世界フィギュアで日本女子は2位村主章枝、5位中野友香里で合計7点、来年東京で開催される世界フィギュアの枠3人確保となった。
男子は一人だけ参加していた織田信成が4位に入り2枠を確保。
とはいえ、女子はもちろん、男子も世界ジュニア選手権優勝の小塚崇彦がおり、五輪8位の高橋大輔と合わせ競争は熾烈だ。

2005年フィギュアスケート世界ジュニア選手権結果

順位

名前

国籍.

得点

トリノ五輪

世界選手権

1

浅田真央

日本

179.24

2

キムユナ

韓国

158.93

3

エミリーヒューズ

アメリカ

147.89

7

8

4

キミーマイズナー

アメリカ

146.63

6

1

5

エレナ・ジェデバニシビリ

グルジア

139.11

10

14

6

Alissa CZISNY

アメリカ

136.99

8

7

Binshu XU

中国

136.22

8

Mira LEUNG

カナダ

132.66

12

13

9

澤田亜紀

日本

130.49

10

Kiira KORPI

フィンランド

126.63

16

10

14

北村

明子

日本

111.02

2004年フィギュアスケート世界ジュニア選手権結果

順位

名前

国籍.

1

安藤美姫

日本

2

キミー・マイズナー

アメリカ

3

Katy TAYLOR

アメリカ

4

浅田舞

日本

5

澤田亜紀

日本

6

Viktoria PAVUK

ハンガリー

7

Lina JOHANSSON

スウェーデン

8

Angelina TURENKO

ロシア

9

Binshu XU

中国

10

Cynthia PHANEUF

カナダ

●世界フィギュアメダリストの五輪時との得点比較 

世界フィギュアでは総得点に予選の得点が含まれる

マイズナー

ショートプログラム

フリー

総得点

トリノ五輪

59.40(5)

106.31(6)

165.716

世界選手権

60.515

129.71

218.331

村主

ショートプログラム

フリー

総得点

トリノ五輪

61.75(4)

113.48(4)

175.234

世界選手権

62.122

119.152

209.742

コーエン

ショートプログラム

フリー

総得点

トリノ五輪

66.73(1)

116.63(2)

183.362

世界選手権

66.621

114.674

208.883

●参考記事世界フィギュア女子の結果 優勝は・・・

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March 26, 2006

世界フィギュア女子の結果 優勝は・・・

カルガリーで行われていたフィギュアスケートの世界選手権女子、優勝はキミーマイズナー(アメリカ)、2位に村主章枝、3位にサーシャコーエン、中野友香里は5位だった。

順位.

名  前

国籍

得点

QB

QA

SP

FS

1

Kimmie MEISSNER

USA

218.33

2

5

1

2

村主章枝

JPN

209.74

1

2

2

3

Sasha COHEN

USA

208.88

3

1

4

4

Elena SOKOLOVA

RUS

202.27

6

3

3

5

中野友香里

JPN

195.65

2

6

6

6

Sarah MEIER

SUI

195.11

5

4

5

7

Joannie ROCHETTE

CAN

189.41

1

7

8

8

Emily HUGHES

USA

184.75

3

10

7

9

Susanna POYKIO

FIN

180.06

7

9

9

10

Kiira KORPI

FIN

176.65

5

11

10

11

恩田美栄

JPN

172.46

6

12

12

●参考記事
2007東京世界フィギュア 女子は3人、男子は2人

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March 24, 2006

森喜朗前首相 五輪に2度行ってメドが立たない選手は、3度は出さなくていい

日本体育協会会長でJOC理事も務める森喜朗前首相がこんな発言をした。

五輪に2度行ってメドが立たない選手は、3度は出さなくていい―日本オリンピック委員会(JOC)理事の森喜朗前首相が23日の理事会で持論を展開した。
トリノ五輪でベテランが多かった日本の不振を受けて「出場選手は半ば決まっていて、若手が意欲を持って挑戦できない。次に期待できる選手を出せばいい」。
竹田恒和JOC会長が「ジュニアの育成がうまくいかず、世代交代が進まない」と引き取ると、スキー出身の村里敏彰理事は「反省すべき点は多々ある。次回は同じにならないようにしたい」と恐縮しきりだった。(asahi.com)

自分の立場、影響力、後先を考えない森氏らしい乱暴なことばである。
今季限りでの引退を発表した原田雅彦氏の名前を挙げ「4回も5回もオリンピックに行くのがいいのかな、とも思う。」とも述べたらしい(読売新聞)

そもそもメドが立つという言葉はあいまいでわかりにくい。
メダル獲得であるか、入賞(8位以内)であるか。
冬季競技と夏季競技では異なる、競技によって違ってくる。

例えば
●女子モーグルの上村愛子
1998年 7位
2002年 6位
2006年 5位

●アルペン回転の皆川賢太郎
1998年 棄権
2002年 失格
2006年 4位

ともに五輪に3回出場し、3回ともメダルに届いていない。
が、上村は3大会連続入賞、皆川は50年ぶりの入賞の快挙を成し遂げている。

夏季競技の選手も同様だ。
アテネ五輪でメダルを獲った選手の中にもこうした例がある。

●競泳200mバタフライ 山本貴司
1996年 予選落ち
2000年 9位
2004年 銀メダル

●女子柔道 阿武教子
1996年 72kg超級1回戦敗退
2000年 78kg級1回戦敗退
2004年 78キロ級 金メダル

●アーチェリー 山本博
1984年 銅メダル
1988年 8位
1992年 17位
1996年 19位
2000年 日本代表落選
2004年 銀メダル

中年の星といわれた山本博、若くして銅メダルに輝くも、その後の五輪では低迷を重ね、2000年のシドニー五輪では五輪代表に入れなかった。
ところが、アテネ五輪は銀メダル。自身20年振りのメダル獲得となった。

失礼ながら山本選手のメダルを誰が予想していただろうか?
こうしたところが五輪の面白さでもある。

確かに、若手を育成、指導するシステムが出来ているのはフィギュアスケートだけだ。
競泳のように派遣基準を高くして成功している例もある。
少数精鋭制の厳しさは他の競技団体も取り入れるべきだろう。

あとは役員が多すぎなのは何とかした方がいいのではないか。

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March 15, 2006

お疲れ様でした 原田雅彦 今季限りで引退 

ノルディックスキー・ジャンプの原田雅彦(37=雪印)が今季限りで現役を引退することが14日、明らかになった。原田はトリノ五輪終了後、所属先の雪印や全日本スキー連盟(SAJ)関係者に辞意を伝え、了承された。近日中に正式発表される。24、25日に札幌で開催されるシーズン最終戦が「引退記念試合」となる。今後は指導者として後進の育成に携わる予定だ。(スポーツニッポン)

寂しいはなしだ。あの原田が引退。
良くも悪くも毎年ウィンタースポーツ界を賑わせた男がついに引退する。
1994年リレハンメル五輪ジャンプ団体、9分9厘手にしていた金メダルを目前の失敗。
1998年長野五輪ジャンプ団体 1回目79.5mを振り払った2回目の137m。
1999年ラムソーの世界ノルディックNHでの船木、宮平とのメダル独占。
そして2006年トリノ五輪NHでの体重不足による失格。
常に原田が主役だった。

お疲れ様でした。

現役最後の雄姿が見られるのは24日の「伊藤杯宮の森ナイタージャンプ大会」と25日に大倉山で行われる「伊藤杯シーズンファイナル」の2試合。

五輪、世界選手権を合わせ、3種目の金メダルを保持するのは日本人では原田だけ。名実ともに日本史上最高のジャンパーだ。

●原田雅彦の五輪での戦績
1992年アルベールビル五輪
70m級14位(201.0)
90m級4位(211.3)
90m級団体(葛西紀明、上原子次郎、須田健仁、原田雅彦)
4位(571.0)

1994年リレハンメル五輪
NH 55位(125.5)
LH13位(199.9)
LH団体(岡部孝信、葛西紀明、西方仁也、原田雅彦)
銀メダル(956.9)

1998年長野五輪
NH5位(228.5)
LH銅メダル(258.3)
LH団体(岡部孝信、斉藤浩哉、原田雅彦、船木和喜)
金メダル(933.0)

2002年ソルトレークシティー五輪
NH 20位(232.0)
LHとLH団体は不出場

2006年トリノ五輪
NH失格
LHとLH団体は不出場

●日本選手のW杯勝利数と出場した五輪(※は現役)
 (1)葛西紀明※15  92年、94年、98年、02年、06年
 (1)船木和喜※15  98年、02年
 (3)原田雅彦 ※9  92年、94年、98年、02年、06年 
 (4)秋元正博  4  84年
 (4)岡部孝信 ※4  94年、98年、06年
 (6)東輝   ※2  なし
 (6)斎藤浩哉  2  94年、98年

ピークは1997年トロンハイムの世界選手権だろう。 日本人初のLH金メダルを獲得した。
LH 優勝
NH 2位
団体 2位(船木、岡部、原田、斎藤)

追記:宮平も引退
ノルディックスキー・ジャンプの宮平秀治(32)=ミズノ=が今季限りで引退することが15日、分かった。全日本スキー連盟(SAJ)関係者が明らかにした。
宮平は2002年ソルトレークシティー五輪に出場し、団体戦で5位入賞。1999年の世界選手権ではノーマルヒル2位、ラージヒル3位。ワールドカップ(W杯)でも1勝を挙げた。  (時事通信)

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March 13, 2006

ショック!トリノ五輪スノーボード選手練習中に死亡

1db99791-6ae5-491f-9868-e857d1117e2a_sp先のトリノ五輪男子スノーボードクロス スウェーデン代表で12位に入ったヨナタン・ヨハンセンは、米レークプラシッドでのW杯の練習中に激しく転倒し、搬送先の病院で死亡した。
同選手の死亡で、12日のW杯は中止となった。
トリノ五輪から新種目になったスノーボードクロス、スノーボードをはいてのショートトラックのような競技で女子の藤森由香が7位入賞、なかなか面白いと評判だった。
26歳のヨハンセンはヘルメットを着用していたものの、激しく叩きつけられ、転倒。搬送先の病院で死亡した。
死因については司法解剖して調べられる。

1992年のアルベールビル五輪では、公開競技だったスピードスキーに出場した選手が練習中に死亡するという事故も起きた。そのためスピードスキーはその後、公開競技でも実施されていない。

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March 12, 2006

恩田がんばれ!日本は村主、中野、恩田 アメリカはコーエン、マイズナー、ヒューズ 世界フィギュア(下)

米国フィギュアスケート連盟は10日、トリノ冬季五輪の女子で銀メダルを獲得したサーシャ・コーエンらを20日から当地で行われる世界選手権代表に選出した。女子にはコーエンのほか、同五輪6位のキミー・マイズナー、7位だったエミリー・ヒューズが出場する。

同選手権の女子は、トリノ五輪を制した荒川静香(プリンスホテル)が出場を辞退。3位だったイリーナ・スルツカヤ(ロシア)も欠場をにおわせており、出場するメダリストはコーエンだけとなる見通し。AP=共同

4年前のソルトレークシティ金メダルのヤグディンを除くと、五輪メダリストのその年の世界フィギュア出場はほとんどない。
そのため、五輪開催年の世界フィギュアには、五輪で十分な成績の残せなかった選手や新たな選手の登竜門的な位置付けもある。

94年の幕張大会の女子シングルは、金メダルのバイウルから銅メダルの陳露までが参加せず、リレハンメル4位のボナリーと5位の佐藤由香が金メダルを争い、佐藤が90年の伊藤みどり以来の日本人金メダルとなった。

荒川静香が辞退した日本女子は、恩田美栄が出場。
恩田は、引退も考えていたようだが、「もう少しだけ頑張ってみようか」という気持ちらしい。
荒川の代わりならというのもある。以前、荒川が恩田の代りに試合に出たこともある。
当然、07年東京世界フィギュアの枠のことも十分承知だ。
12月の全日本の再現は難しいかもしれないが、精一杯のパフォーマンスが見たい。

●五輪と同年に開催された世界フィギュアのメダリスト
(1980年 レークプラシッド五輪)
男子 1.カズンズ(英国) 2.ホフマン(東独) 3.チックナー(米国)
女子 1.ぺッチ(東独) 2.フラチアン(米国) 3.ルルツ(西独)
(1980年 ドルトムント世界選手権)
男子 1.ホフマン(東独) 2.カズンズ(英国) 3.チックナー(米)
女子 1.ペッチ(東独)  2.ルルツ(西独)  3.フラチアン(米)

(1984年 サラエボ五輪)
男子 1.ハミルトン(米国) 2.オーサー(カナダ) 3.サボフチック(チェコスロバキア)
女子 1.ビット(東独) 2.サムナース(米国) 3.イワノワ(ソ連)
(1984年 オタワ世界選手権)
男子 1.ハミルトン(米) 2.オーサー(カナダ)  3.ファデーエフ(ソ連)
女子 1.ビット(東独)  2.コンドラショワ(ソ連)  3.ザヤク(米)

(1988年 カルガリー五輪)
男子 1.ボイタノ(米国) 2.オーサー(カナダ) 3.ペトレンコ(ソ連)
女子 1.ビット(東独) 2.マンリー(西独) 3.トーマス(米国)
(1988年 ブダペスト世界選手権)
男子 1.ボイタノ(米)  2.オーサー(カナダ) 3.ペトレンコ(ソ連)
女子 1.ビット(東独)  2.マンリー(西独)  3.トーマス(米)

(1992年 アルベールビル五輪)
男子 1.ペトレンコ(EUN) 2.ワイリー(米国) 3.バルナ(チェコスロバキア)
女子 1.ヤマグチ(米国) 2.伊藤みどり(日本) 3.ケリガン(米国)
(1992年 オーランド世界選手権)
男子 1.ペトレンコ(EUN) 2.ブローニング(カナダ) 3.ストイコ(カナダ)
女子 1.ヤマグチ(米国)  2.ケリガン(米)   3.陳露(中国)

(1994年 リレハンメル五輪)
男子 1.ウルマノフ(ロシア)  2.ストイコ(カナダ) 3.キャンデロロ(フランス)
女子 1.バイウル(ウクライナ) 2.ケリガン(米国) 3.陳露(中国)
(1994年 幕張世界選手権)
男子 1.ストイコ(カナダ) 2.キャンデロロ(フランス) 3.ザドロウニウク(UKR)
女子 1.佐藤由香(日)  2.ボナリー(フランス)  3.シェウチェンコ(独)

(1998年 長野五輪)
男子 1.クーリック(ロシア) 2.ストイコ(カナダ) 3.キャンデロロ(フランス)
女子 1.リピンスキー(米国) 2.クワン(米国) 3.陳露(中国)
(1998年 ミネアポリス世界選手権)
男子 1.ヤグディン(ロシア) 2.エルドリッジ(米) 3.プルシェンコ(ロシア)
女子 1.クワン(米)  2.スルツカヤ(ロシア)  3.ブッテルスカヤ(ロシア)

(2002年 ソルトレークシティ五輪)
男子 1.ヤグディン(ロシア) 2.プルシェンコ(ロシア) 3.ゲーブル(米国)
女子 1.ヒューズ(米国) 2.スルツカヤ(ロシア) 3.クワン(米国)
(2002年 長野世界選手権)
男子 1.ヤグディン(ロシア) 2.ゲーブル(米)  3.本田武史(日) 
女子 1.スルツカヤ(ロシア) 2.クワン(米)   3.村主章枝(日)

↑こうして改めてみると、プルシェンコは15歳くらいで世界選手権で3位に入っている。

●参考記事
3月20日からカルガリーで世界フィギュア選手権開催(上)

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March 10, 2006

佐々木明 2位 W杯回転志賀高原焼額山

アルペンスキーのW杯志賀高原大会第1日は10日、長野県志賀高原焼額山で男子回転第8戦を行い、エースの佐々木明(ガーラ湯沢、北照高出)は合計タイム1分36秒83(1回目46秒81、2回目50秒02)で2位に入った。2位は日本選手の最高位タイで、佐々木自身1月24日のシュラートミング(オーストリア)で記録して以来通算3度目のW杯表彰台。
 1回目6位につけた佐々木は、2回目に果敢な滑りを見せ巻き返した。1位はトリノ五輪の回転と大回転を制したW杯総合首位のベンヤミン・ライヒ(オーストリア)で合計タイムは1分36秒66。トリノ冬季五輪4位の皆川賢太郎(アルビレックス新潟、北照高出)は14位、五輪7位の湯浅直樹(道東海大)は1回目で途中棄権した。(北海道新聞)

選手名

国名

1本目

2本目

合計

1

RAICH Benjamin

AUT

46.24

50.42

1:36.66

2

佐々木明

JPN

46.81

50.02

1:36.83

3

GRANDI Thomas

CAN

46.94

50.23

1:37.17

4

JANYK Michael

CAN

47.40

49.79

1:37.19

5

LIGETY Ted

USA

46.54

51.00

1:37.54

6

SVINDAL Aksel Lund

NOR

47.32

50.29

1:37.61

7

TISSOT Stephane

FRA

46.81

50.82

1:37.63

8

NEUREUTHER Felix

GER

47.02

50.62

1:37.64

14

皆川賢太郎

JPN

46.73

51.27

1:38.00

●アルペンW杯日本人の表彰台 年はシーズン終了時の年 
2.岡部哲也 88年 オプダル(NOR) 回転
2.佐々木明 03年 ウェンゲン(SUI) 回転
2.佐々木明 06年 シュラドミング(AUT) 回転
2.佐々木明 06年 志賀高原(JPN) 回転

3.岡部哲也 90年 シュラドミング(AUT) 回転
3.木村公宣 98年 ヴェイソンナ(SUI) 回転
3.川端絵美 93年 サン・アントン(AUT) 滑降←女子では唯一無二の表彰台

今回の佐々木明の2位は、自身3度目、しかも日本国内で開催されたW杯の最高順位でもある。
明日もレースがある。もう一度期待したい。

●参考記事
アルペンW杯に挑む

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March 06, 2006

小坂文部科学大臣の荒川静香選手に対する思慮のなさ

小坂憲次文部科学大臣は、荒川静香選手が文科省を来訪した際に、「ロシア選手がころんだ時はヤッターと喜びましたね」と暴言を吐いた。

自らの思慮の浅さを披露し、転倒したスルツカヤ選手、金メダルを取った 荒川静香選手に対し侮辱したことに気づかないのだろうか。

実は、トリノ五輪壮行会に小坂大臣も来ており、来賓としてこんなスピーチをしている。
「多くの国民が期待している檜舞台で、日本代表としての誇りと自覚を持って、ベストを尽くしてください」

誇りと自覚ですか? 大臣!

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March 03, 2006

早大時代はサブウェイでアルバイトしていた苦労人 荒川静香

荒川静香選手の話題がまだまだ尽きないようだ。

JOCは五輪強化指定選手を認定している。強化指定選手には日本スポーツ振興センターから毎月一定額の強化費が支給されている。
この強化費はスポーツ振興基金からの助成で、政府からの出資金や民間の協賛金などをその原資とする。
また2001年度にtotoが始まってからは、その収益からの繰入金も入るはずだった。
うまく行っていないようだが。
さてその強化費だが、メダルが狙える「エリートA」選手には月額20万円、それに次ぐ「エリートB」選手には10万円、AとBのスタッフにも各10万円が支給されている。
日本スケート連盟所属のフィギュアとスピードスケートの五輪強化指定選手は次の選手たちだ。

●日本スケート連盟特別強化選手 A,Bの区分はJOCによる

 選 手 名

 所 属

 清水宏保

A

NEC

 田畑真紀

A

ダイチ

 加藤条治

A

日本電産サンキョー

 石野枝里子

A

富士急行

 根本奈美

A

チームディスポルテ

 小林正暢

B

山形県体育協会

 及川佑

B

びっくりドンキー

 吉井小百合

B

日本電産サンキョー

 中嶋敬春

B

日本体育大学研究員

 岡崎朋美

B

富士急行

選 手 名

 所 属

 荒川静香

(B)

プリンスホテル

 村主章枝

(B)

avex

 安藤美姫

(B)

中京大付属中京高校

 恩田美栄

(B)

東海学園学職

 本田武史

IMG

 浅田真央

グランプリ東海

 太田由希奈

同志社大学

 中庭健介

パピオクラブ

 織田信成 

(Y)

関西大学

 高橋大輔

関西大学

金メダルの荒川静香も、4位の村主章枝、岡崎朋美、及川佑ともにJOCの「エリートB」だったのだ。 2004年の世界チャンピオンでもあった荒川が「エリートB」だったとは、なんとも不可解だ。

その荒川静香は2004年ドルトムントの世界選手権で日本人3人目の優勝後の3月、早大卒業後は、普通の学生と同じように就職することを希望していたという。
「スケート以外の世界ものぞいてみたい」というのがその理由だ。
早大在学中には、早稲田駅前のサブウェイでアルバイトをしていたこともある。
バイト仲間だった人が、すごく真面目な礼儀正しい人だったと当時を振り返っている。
当時は、村主章枝との争いに敗れ、ソルトレークシティ五輪出場が叶わなかった時期でもある。

非常にカネのかかる競技として知られるフィギュアスケート。
でも、アマチュアながら日本代表選手としてシニアのグランプリシリーズ等に出場する選手には、ささやかながら報酬金がある。
グランプリシリーズの賞金は、優勝1万8000ドル(約200万円)、2位1万3000ドル、3位9000ドルとなり、さらにファイナルで優勝すると2万5000ドル。さらに、アイスショーやエキジビションに呼ばれれば、出演料も支払われている。
さらに荒川静香はプリンスホテルに、村主章枝はavexに所属し、給与(所属料)がある。

物議を醸したCM出演だが、フィギュアの選手のCM出演は非常に多い。
とはいうものの、荒川、村主、安藤ともJOCシンボリスリート選手であり、肖像権はJOCが持つ。CMに何本出演しようがその出演料は1000~2000万円だ。

金メダル獲得に対する荒川静香の報奨金だが、確定している分ではわずか500万円。
JOCから300万円、日本スケート連盟から200万円の計500万円。
所属するプリンスホテル、CMに出ているロッテ、金芽米のトーヨーライスからは現時点では未定だそうだ。

●参考記事
女子フィギュア台所事情
谷亮子は1億円 谷佳知は250万円

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March 02, 2006

3月20日からカルガリーで世界フィギュア選手権開催(上)

五輪の余韻の残る中、もう次へのステップが始まっている。
日本選手団より先に帰国していた上村愛子は2月26日に全日本選手権に優勝。すぐ韓国に行き、3月1日韓国の柴山で行われたW杯9戦に出場した。トリノ五輪20位の伊藤みきが14位、上村愛子は16位に終わった。 
女子はジェニファー・ハイル(カナダ)、男子がデール・ベッグスミス(オーストラリア)と、いずれもトリノ五輪の金メダリストが優勝した。
モーグルのW杯は3月4・5日福島県猪苗代町で行われる。

スピード、フィギュア、アイスホッケーも含めてスケート競技は毎年世界選手権が実施されている。これは五輪開催年であっても同様だ。
今年の世界フィギュアは20日からカナダのカルガリーで開催される。

過去においては、五輪でメダルを獲得した選手が世界選手権でもメダルを競っていた。
1992年、アルベールビル五輪銀メダルで、生も根も果てた伊藤みどりが調整不足を理由に出場しなかったケースはあったが、近年、特に金メダリストを中心にメダリストが世界選手権を欠場するケースが増えている。

CM契約等のビジネスに忙しくなり、五輪後十分に調整ができないこと、世界フィギュアで金メダルが獲れなかった場合、金メダリストとしての商品価値(プロ入り、企業とのCM契約等)が下がることを考慮しての場合もあるようだ。

日本の女子は、荒川静香、村主章枝、中野友加里が代表に決まっているが、金メダリスト荒川静香は出場を明言していない。
世界選手権も練習がしっかりできるなら行きたいと言っているが、この状況では難しいだろう。
その場合、補欠1位の安藤美姫が繰り上がる。

実は2007年世界フィギュアの東京開催が決まっており、女子の枠3人維持のために今大会は軽視できない事情もある。

●世界選手権の出場枠獲得方法 
選手個々の順位をポイント化し、最大3枠を上限に、翌年の同大会出場枠(五輪開催の場合も適用)が決まる。ポイントは1位1点、2位2点、3位3点と増えていき、16~24位が16点、予選落ち20点、フリーに進めないSP止まりが18点。出場する国・地域の選手2人(3人出場の場合は成績上位2人)の合計が13点以内なら3枠、14~28点なら2枠獲得できる。

先の五輪に当てはめるならば日本は1位荒川静香、4位村主章枝で合計5点、枠3人確保となる。
ちなみに過去4年間の世界選手権の結果は下記のようになる。


2005年 5位+6位=11 3

 選 手 名

  国籍

 得点

1

Irina SLUTSKAYA

RUS

222.71

2

Sasha COHEN

USA

214.39

3

Carolina

KOSTNER

ITA

200.56

4

Michelle KWAN

USA

200.19

5

村主章枝

日本

196.01

6

安藤美姫

日本

193.14

7

Elena SOKOLOVA

RUS

189.48

8

Susanna POYKIO

FIN

187.67

9

荒川静香

日本

185.73

10

Elena LIASHENKO

UKR

174.18

2004年 1位+4位=5 3

 選 手 名

国籍

席次点

1

荒川静香

日本

2.6

2

Sasha COHEN

USA

4.0

3